阿部長野県知事 4月4日のメッセージ(フェイスブックより) | 長野県議会議員 大井岳夫のブログ

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昨日(4月3日)、長野県として、「県立学校における新型コロナウイルス対応」「今後の一斉休業の考え方」について、原山教育長と私で会見を行いました。
広く多くの皆様にお伝えするため、概要をお伝えします。

県の教育委員会としては、県立学校について概ね次の通り対応します。(市町村立学校や私立学校については、このことを参考に対応をお願いします)


1 学校における対策
・登校前に必ず検温し、健康チェックカードを使って発熱等ある場合は登校させない。
・教員による健康観察の徹底
・手洗い、咳エチケットの徹底
・教職員による校内の消毒
・換気の徹底や密集させない工夫
など
2 児童生徒や教職員が感染者となった場合は、学校は直ちに臨時休業とし当該児童生徒や教職員は出席停止等とする。
3 保護者の判断により、登校を見合わせる場合には「出席をしなくてもよい日」として取扱い、不安をお持ちのご家族のご相談に丁寧に応じること。
4 登校しない期間においては、学習プリントやe-ラーニングなどの学習支援を行い、ご家庭と密接に連絡を取り合いきめ細かく相応すること。
とされています。

 

また、私としては、県の対策本部長として、次のとおり対応します。

1 市町村立、私立を問わず、各学校における徹底的な感染症防止対策を要請します。

2 感染拡大防止、こどもの健康確保の観点から、広域圏ごとに感染者の発生状況が「発生段階の区分」のレベル3(下記の本部会議資料参照)になった場合に、原則としてその地域の学校に対して、一斉休業の要請を行います。
(学校の休業等は設置者が主体的に判断するものですが、本部長としての要請は市町村立、私立も含めて行います。)
(注:この場合の考え方については、国の専門家会議の考え方を踏まえ、本県の専門家懇談会でも慎重にご検討いただきました。
専門家会議がいう「感染拡大地域」に至らない「感染確認地域」の段階でも、本県のレベル3に該当する状況があることから、国の専門家会議の考え方に比べ、より子どもたちの健康を重視したものであると考えています。)

3 登校しない選択が認められていることや、今後の一斉休業の可能性に備える必要があることから、県立学校におけるe-ラーニング環境の整備を積極的に進めます。

 

以上のような取り組みには保護者の皆様おご理解とご協力が不可欠です。また、教職員の皆様にも大変なご負担をかけることとなります。
長野県としては、子どもたちのために、関係者が心を一つに取り組んでまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

なお、「発生段階区分」については、4月3日本部会議資料中(下記リンク参照)の「資料1」を、「学校運営の考え方」については「資料2」をご参考にしてください。

https://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/corona-naganoken-taiou.html#kaigihotei