統一地方選にあたり思うこと | 長野県議会議員 大井岳夫のブログ

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報告が遅れましたが、私は昨年末で、それまで所属をした会派「市民の風」

を離脱し、無所属となりました。


その後、新しい会派の立ち上げを模索する中、

「発言力のある新しい会派を!」との機運が高まり

同志11議員とともに、「新政ネット」を立ち上げました。


そしてこの度、会派内の人事で副代表に就任いたしました。
代表は、同じく2期目の神津正議員。


4年の任期もそろそろ折り返し。
議長、副議長、議会選出監査委員、常任(特別)委員会、

広域で運営する組合議会議員等の会派間の割り当て、会派内の人選が進んでいます。

今日の午前中は会派代表者会議、午後からは、それを受けての会派会議が開催されました。



さて、統一地方選(後半)が始まり、今日は佐久広域の中では軽井沢・立科町議会、

川上・南牧村議会、南・北相木村議会議員選挙の告示日でした。


17時の立候補締め切りを受け、無投票での当選が決まった、

川上・南牧村の関係陣営に伺い、お祝いを申し上げました。


川上村の定数は12で、立候補者も同数。





一方、南牧村の定数は8。

しかし、それに満たない7陣営の届け出しか無かったため、欠員1でのスタートとなります。


県内の市議選では無投票も見られましたが、

町村議会では議員のなり手不足が更に深刻です。
告示日当日にようやく地域の調整がつき、立候補に至る、といったケースも見受けられました。
ポスターが間に合わない、掲示板の空いたスペースが、その事実を表しています。


負担を上回る「やりがい」、絶対的な権限を持った首長に対峙する「覚悟」「使命感」。
そして、それに見合う報酬。
このバランスが崩れて来ているのが大きな要因の1つでしょう。


この仕組みを変えていくのは、あくまでも基礎自治体であるべきだと考えますが、

このまま改善されなければ、国が制度改革に乗り出す局面もいずれ出て来るかも知れません。