12件の付託議案について各委員長より報告があった後、
全て原案可決となりました。
また、合わせて11の請願、陳情は一部反対討論はあったものの、
委員会での審査結果の通り採決されました。
6月議会で高橋議員と私が紹介議員となり提出した
「学校給食の食物アレルギー対応に関する請願」は
6月、9月議会では継続審査となりましたが、
今回、趣旨採択と決しました。
趣旨採択とは、採択と不採択の中間にあり
願意は理解できるものの、財政事情等の理由で
願意の実現性が困難な場合などに用いられる決定方法です。
ただ、今回は趣旨採択のみで完結せず、
1.児童生徒の食物アレルギーの徹底した実態調査を早期に行われたい。
2.食物アレルギーを持つ児童生徒の保護者と保健教諭、栄養士の相互理解を
深めるために、個別面談等の充実をされたい。
3.今後、新設更新される給食施設にあってはアレルギー対応スペースを確保すると
ともに、人員確保に向け努力されたい。
4.食物アレルギーに対応した市としての要綱を、関係者と協議し早期に作成されたい。
5.アレルギー品目の食材が分かりやすい、共通した献立表の作成に努力されたい。
6.児童生徒のアレルギー体質改善のため、学校医や医療関係者を中心とし、
医学的対応のあり方を協議されたい。
以上6点の要望を、教育委員会・学校給食課に宛てて提出することが
総務文教委員会において決しました。
これを一歩前進と捉え、引き続き課題解決に向けて努力して参ります。
議会終了後は全員協議会が開かれ、
新地方会計制度に基づく財務諸表の公表がありました。
またゴミ焼却施設の公募が発表されました。
公募については、新年早々に方向性が示されるとのことです。