こんにちは。
中学部理系担当の佐々木です。
先週の日曜日には合同模試がありましたが、手ごたえはありましたか?
先週市総体が終わったので、部活生は一段落ついたと思います。
これからは高校入試に向けてしっかり勉強してください。
県体まで勝ち残った人は、あと1ヶ月半頑張って下さい。
さて、この時期になると話題になるのが、
「梅雨入り」です。
平年が6月4日、昨年が5月29日なので、
昨年より2週間以上、平年よりも10日ほど遅れています。
今日は真夏を思わせるような蒸し暑さだったので、
「今年は梅雨を通り越してもう夏になったんじゃないか」
と錯覚させられますが、梅雨はもう少し先のようです。
それでは今年の梅雨入りはなぜ遅くなっているのでしょうか?
梅雨は、北のオホーツク海気団(オホーツク海高気圧)と
南の小笠原気団(太平洋高気圧)の勢力が強くなり、
その勢力のぶつかり合いで梅雨前線が形成されて梅雨になる、
というのは中2の「天気」の単元で学習しました。(覚えてますか?)
ところが、今年は小笠原気団の勢力がそれほど強くなく、
梅雨前線は日本のはるか南にあるので、梅雨入りが遅くなっているのです。
しかし、今週末にはこの梅雨前線が北上し、
前線上を低気圧が進むため、大雨の予報が出ています。
そのため今週末に「梅雨入り」宣言が出される可能性が高いです。
しかし、予想よりも小笠原気団の勢力が弱ければ、
梅雨前線はそれほど北上せず、梅雨入りはさらに先になるかもしれません。
今年の梅雨入りは、この太平洋高気圧にかかっています。
(上の天気図の右下の高気圧の勢力に注目です)