こんにちは。
今日は雲一つない快晴
で、カラッとして過ごしやすい天気でした。
来週末が体育大会
の中学校も多いようなので、
今日のような天気だと体育大会に向けた練習も捗ったことでしょう。
さて、今日のような５月の清々しい晴天のことを、
「五月晴れ（さつきばれ・ごがつばれ）」といいます。
しかし、五月晴れがこのような意味で使われるようになったのは最近の話で、
本来は違う意味で使われていました。
「五月（さつき）」とは旧暦の呼び方で、現在の暦では６月に相当します。
６月といえば、、、梅雨の真っ最中ですね。
「五月晴れ」は、「梅雨の晴れ間」や「梅雨の合間の晴天」を指しました。
梅雨の長雨
で、空模様も気分もいまいち優れない期間に、
ふと晴れ間が見えたときに使う言葉です。
今の５月のカラッとした晴天とは異なり、
暑い夏の訪れを予感させる晴れのことだったのです。
今でも俳句の季語では、梅雨明け直後の晴れ間も「五月晴れ」と呼ぶことから、
「五月晴れ」は初夏の季語として使われています。
このように、今と昔では「五月晴れ」の意味合いがかなり違ってたんですね。
他にも今と昔では意味合いが違う言葉があったり、
気づかずに間違った意味で使っている言葉があると思います。
いろいろ調べてみると驚くことがあるかもしれませんね。