こんにちは。

中学部理系担当の佐々木です。

昨夜は大きな地震がありましたが、大丈夫でしたか?

幸いにも大きな被害もなく、ほっとしています。

昨日から初夏を思わせるような天気が続いていますね。

日中は半袖でも暑いあせるくらいなので、

まだ制服が冬服の皆さんは本当に大変だと思います。

水分補給をしっかりして、体調管理に気をつけて下さい。

 

さて、今日は3月にあった入試について、

簡単な説明をしていこうと思います。

 

数学は、毎年大問6問構成ですが、

今年の入試もその形式は変わっていませんでした。

大問ごとの出題内容は、、、

 

1.小問集合

2.グラフと図形

3.確率+データの利用

4.方程式の利用

5.空間図形

6.平面図形

 

上記アップのように単元だけ書くと、

昨年とあまり変化がなかったように見えます。にひひ

 

しかし!今年は初めて答えが1つに定まらない問題が出題されました!えっ

記号はどれを選んでも正解なのですが、

理由が選んだ記号によって異なり、それを記述しなければならない問題でした。

さらに、大分県の入試らしく、

1問1問考える内容が多くなっており、かなり難しくなっていました。叫び

しかし、例年に比べると易しくなっていたので、

平均点は上がるアップと予想しています。

 

それぞれの問題を見ていくと、、、、

 

小問集合では角度の問題が復活していました。

昨年と同じく二次関数の変域の問題も出題されていました。

 

「グラフと図形」の問題では、

二次関数のグラフがあるもののほぼ使わない問題でした。

 

「データの利用」では予想通り「箱ひげ図」が出ていました。

四分位数など新課程で加わった内容も出題されたほか、

選んだ記号によって解答が異なる文章記述問題も出題されていました。

 

「方程式の利用」は会話形式の問題文で、

問題文を読み取れればそれほど難しくない内容でしたが、

与えられた数値を正確に使えたかどうかがポイントでした。

 

大問5の「空間図形」では、

正四角錐を切断する問題が出題されており、

相似を利用することが理解できれば解きやすいでした。

 

「平面図形」では今年も円の性質は出題されませんでした。

三角形を60°回転させた2つの図形に関する問題で、

60°→三平方の利用と結び付けられれば解きやすい問題でした。

 

このように、細かく見ていくと昨年との違いが見えてきます。

今年も"超″難問は出題されませんでしたが、

上にも書いた通り、1問1問しっかりと考えないと解けない問題が多く、

数学の考え方を理解していない生徒には厳しかったと見ています。

詳しいことは6月に開催される、

「高校入試分析会‶夏″」でお話しします。

楽しみにしていてくださいねニコニコ

来週は理科についてお話します。

 

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