飲んだ日:2024/4/28

国・地域:仏ブルゴーニュ
Vintage:2002年
銘柄:Nuits-Saint-Georges Les Chaignots(赤)
ランク:1er Cru

造り手:Georges Mugneret

輸入業者/購入店:(株)ラック・コーポレーション/渋谷東急本店
価格:\6,700
購入日:2004/9/19

飲み頃度:飲み頃に入りつつある/満足度:6.5/10

 

程好い熟成がサシのように入りつつ、ようやく飲み頃時期に差し掛かったような色合いと舌触り。ブルゴーニュ・グラスだと塩味、ミネラル感と共に赤っぽさが際立つ。Type-Ⅲではなめし革、湿原、森林の真っ只中にいるようなブーケ香がしっとり感を漂わせ、エロティックさを増してくる。連想するのは和紙、月夜、夜風、夕闇のせせらぎ、、、緑多き大磯の草木が薫る外気との一体感すら感じる(庭先で飲めばよかった)。しっかりエア抜きした2日目は、旨味成分が収斂し一体化したかのような纏まり具合。微細な澱を伴った最後の1杯まで美味でした。

振り返ってみると十数年振りに開けたこちらの造り手のワイン。前回も2002年だったので、このヴィンテージの様子見にはもってこいな感じと相成りました。クラスの域は出ませんが、満足度高い仕上がり具合でした。他のボトルもこのくらいコンディション良いと嬉しいなぁ。