昨日(12/5)、フジ系列の夕方の情報番組「イット!」を観ていたら、「しらべてみたら」というコーナーで「買取大吉」という買い取り専門業者を訪れる客の様子をカメラに収めていました。

最初の客は高級ブランドのバッグ。そして2人目の男性客が持ち込んだのが、10年前に親戚から貰って置きっ放しにしていた(!)というDRC社のリシュブール1991年。そしてこの査定額がなんと63万円也。

 

10年放置のワインをそんな金額で買い取って貰えるのならウチのワインは幾らになるのかと、本日近所の買取大吉を訪問して以下のワインの査定をお願いしてみました。

 

 

液面はこんな感じ

 

ついでにこちらのワインも

 

まず最初に店舗に電話をして「そちらの店舗はワインの査定も可能ですか?」と訊いたところ大丈夫との事(ちなみに店舗によって直接お店に繋がったり、本社のコンタクトセンターに繋がったりするのですが、後者だと余計な事を色々訊いてきてめちゃイラッとします)。初めての経験なので知らない事ばかりだったのですが、買取大吉さんは基本店舗で査定するのではなく、お店からその先の様々なお酒の買取業者さんやオークショニアに情報を提供し、それに対して提示してきた価格を踏まえ持ち込み客に買取希望額を提示するという方式なので、お店によって同タイミングでの査定額が上下するような事は基本無いそうです。

 

保冷バッグから取り出してテーブルにワインを置くと、1本ずつ他の場所に持って行かれてちょっと心配になる。目の前で査定してくれるんじゃないのか。「重さを計ったりするんです」との事で、色々情報を集めてその先の業者に提供している模様。

 

ちなみに査定時間は30分近くと、思ったより掛かりました。で、結構待たされて出てきた額はというと、「40万行くか行かないか」。ちなみに1999年のV.R.1級は16万円でした。

10年間常温でほっぽらかしていたリシュブール1991年が63万でこの日持ち込んだ1998年が40万。少々査定時期が異なるとはいえ、ヴィンテージやコンディションはこちらの方が上の筈。これは納得感に欠けますと店長に申し上げると、非常に心苦しそうにされていましたが、昨日放送された査定の模様はTV用の「ヤラセ査定」だったのか?そーいうの良くないよ!フジも同罪!

 

 

せっかくなので我が家の納戸でうん十年放置されてきたこちらのウイスキーも査定してもらったところ、3本纏めて9千円程でした。ちゃんちゃん。