昨年のWカップといい今回のWBCといい、スポーツの底力を見せつけられてしまいましたが、そこには勝利という絶対的な重要成功要因が欠かせない事も再認識させられた。それはさておきこんなイベントを目撃できた今の小中学生達が羨ましい限りです。私らの頃は、ただただ悔しい思いしかなかった。

 

侍JAPANが迎えた大一番、メキシコ戦のあった日の夕方、私はもう一つの試合をTVで興味深く観戦しました。それは春の選抜の1回戦第3試合、仙台育英vs慶應の試合。

その数日前に放送されたTV番組。清原Jr.が在籍している事で、出場が決まった彼と学校にも注目が集まり、部員たちがインタビューを受けていました。その様子をぼーっと観ていてハタと気付いた。

 

全員髪長!

横浜日吉新聞より

 

みんなフサフサ!

昔から違和感あったんです。花形満は言うに及ばず、「父の魂」も「アパッチ野球軍」も「タッチ」も「ダイヤのA」も「ROOKIES」も、漫画で描かれる高校球児たちの髪は皆なびいているという状況に。当時非常識なのは漫画の世界の方だった。

5年振りの出場という事なので、5年前も長髪(=短髪じゃない)で出場していたんだ。全然気付かんかった。そしてその際には北北海道代表の旭川大高も坊主じゃない(=短髪じゃない)生徒が多数いたらしい。

 

それから5年も経った今大会の慶應の試合を観ていて、色々と気になった。

先ず、慶應の選手は極力帽子やヘルメットを脱がない。相手校に比べても、です。まるで坊主じゃない頭を隠すかのようで、暗にそういう圧でもかけられているんじゃないかと勘繰りたくなった。

興味深かったのが、対戦相手の仙台育英も実は坊主頭が強制じゃないとの事。ただし、こちらは選手が自主的に坊主にしているらしい。全員が自主的に坊主って、そこに自主性が存在していると言えるのか?と思ってしまいます。

正直、事前にTV番組を観ていなかったら、慶應の選手たちが坊主じゃない(=短髪じゃない)事に気付けたかどうか。塁上の生徒のペッパーミル・パフォーマンスを窘めたりと、旧態依然の体質が散見される高校野球の世界。流石にタトゥーが袖から覗いていたら眉を顰めてしまいそうな中庸非リベラル派の私ではありますが、あの坊主頭と開会式の軍隊風の行進風景はもうやめたらって感じです。

 

 

 

 

飲んだ日:2023/3/20
国・地域:山梨県
Vintage:2021年
銘柄:K21AK_DD_01(橙)
造り手:合同会社共栄堂
購入店:(株)ナクレ
価格:\2,100
購入日:2022/12/2
飲み頃度:今でも十分に/満足度:6/10

 

01~03と3種類リリースされたAK_DD。並行して開けようと思っていたのにこの1本だけで終えてしまった。きっと別々に飲んだら区別なんてつきっこないよな。

いつもよりはシュッとしていて、和な雅さがぼわんと広がるというよりも、程好い酸があまり振幅幅なく口の中を通り過ぎる感じ。いつも以上にクイクイと飲みが進んでしまった。

 

<DD_01>

2021年の10月の後半戦の甲州種を大樽にて約半年熟成。MCと醸しが基本軸
<DD_02>
2021年の甲州種を大樽と中樽で約10か月から半年熟成。醸し甲州種と普通に絞った(ジュース仕立て)が基本
<DD_03>
2021年の甲州種を小樽で約7ヶ月、その後大樽で3か月ほど熟成。普通に絞った(ジュース仕立て)が基本

だそうです。やっぱ飲み比べればよかった。