飲んだ日:2023/3/5
国・地域:仏ロワール
Vintage:2013年
銘柄:Sancerre La Grande Cote(白)
ランク:A.O.C.
造り手:Francois Cotat
輸入業者/購入店:ミレジム(株)/渋谷東急本店
価格:\6,800
購入日:2015/5/2

飲み頃度:今でも十分に/満足度:7/10

 

薄いレモン・イエロー。口に含めばミネラルと酸が充満し、ツユダクな旨酸味が押し寄せてくる。檸檬、杏子といった果実味の後に、粘性ある上品でオイリーな口当たりの余韻も残る。サンセールのワインを開ける際の期待値は大幅に上回るし、白ワイン全般に置き換えてもこの出来なら余裕で上の部類。

"La Grande Cote"は一応フラッグシップに当たるのででょうかね。個人的にロワールの偉大な生産者を挙げると、ダグノー、ベルノドー、そしてコタが続く感じです。フランソワとパスカルとでは、蝋キャップという理由だけでこちらに軍配を上げてしまう。

我が家に残る最後の1本。収穫年の10年後に開けましたが、まだまだ熟成途上。でもこの時期開けてこんなに美味しいのなら今でしょって感じ。コタさんのワインはあまり見かけないし、最近のヴィンテージはこのご時世随分と値上がりもしている。今買っても早くて10年後かぁ、これで終わりにしてしまうのが惜しい1本でした。