飲んだ日:2008/12/20

国・地域:仏ブルゴーニュ
Vintage:1996年
銘柄:La Romanee(赤) 2000年1月ブシャールセラー蔵出し
ランク:Grand Cru
造り手:Bouchard
輸入業者/購入店:不明/ヤマカワ・コレクション
価格:?
購入日:?
飲み頃度/幸せ度:飲み頃に入っている/美味しい(★★★)

 

 

 

nononaさんでの2008年忘年会に持ち込んだワイン。この日のメインは1996年と2004年のラ・ロマネ対決。

ラ・ロマネの歴史を辿ると、名前の由来についてはDRC側とコント・リジェベレール側とで意見の相違があるそうですが(「ワインの教科書」より)、

1827年 リジェ・ベレール将軍が「La Romanee」として登記。モノポールが成立

1847年 レジ・シフォンによって管理

1976-2001年 一族の所有権問題勃発。半分を樽ごとブシャール・ペール&フィスに委託。

2002年 当主となったルイ・ミシェル氏が「Domaine du Comte Liger-Belair」の名でリリースを開始

2002-2005年 「ドメーヌ・コント・リジェ・ベレール」と「ブシャール・ペール・エ・フィス」が混在

2006年 コント・リジェ・ベレールで単独リリースを開始

 

これを考えると1996年は低迷期で、2004年はリスタート期となる。2002年のブルゴーニュ合宿の際に訪れた畑は、隣接するロマネ・コンティの畑との差が歴然としていた。

 

 

ヤマカワ・コレクションさんの正月の福袋に入っていた目玉商品だった筈で、購入時期は2001年あたりではないかと推察しています。

コルクを抜栓した時点でかなりの熟成香、バルサミコ酢の香りが漂いましたが、グラスに注いでみたところ全く問題なしでした。殴り書きされたメモには「何と静かなるワイン!!美しい水面」と書かれていました。先日マクシヴァンで飲んだマーカッシンの最終状態を連想しましたが、記憶に刻まれるようなインパクトがなかったのも事実。
といっても、本日私がその変化も合わせてある程度吟味出来たのは、シャソルネイまででした・・・唯一このワインのみロブマイヤーのグラスで味わいましたが、グラスが空になったかどうかさえ記憶が定かでありません。。。