G.W.最終日に家族で観劇。1995年に始まった地球ゴージャスプロデュース公演も足掛け23年でこれが15作目。我が家だけでなく結構親子連れの観客がいるのも頷ける。


岸谷さんによると「クラウディア」と「星の大地に降る涙」が“反戦三部作”の2作品にあたるらしいのだが、本作はそういうつもりはなかったのだけれどかなりそっちよりの作品になったとの事。
客船が沈没し、島に流れ着いた乗客たち。島の主ヒュ~(岸谷五朗)は彼らが抱える哀しい過去を暴きながら、人の"怒り"をエネルギーに変えて地球を滅ぼそうとする。もはや科学忍者隊の敵、総統"X"並みのラスボス振りである。


そんな荒唐無稽な設定と展開を、歌と踊りとコミカルなやりとりで乗り切るのがこのユニットのお決まりで、最後どうやって愛が憎しみに打ち勝ったのか、観劇後2週間も経っていると記憶が曖昧。妻や娘に訊いても誰もろくに覚えていない。
でも始まってからずーっと娘は笑いっ放しで、前作に続いて連れて行った甲斐があった。そんな幸せをくれるステージをこれからも楽しみにしていきたいと改めて思いました。☆オマケです。
この日のサンディー役は花澤香菜。赤坂ACTシアターの1階P列は距離も程近くて観やすかった。上演時間3時間(含休憩20分)。
 
日付:2018/5/6
タイトル:ZEROTPIA
作・演出:岸谷五朗
劇場名:赤坂ACTシアター
評価:★★★

 
 
 
 
真剣佑君、アクションはキレッキレだし歌も上手い