金ちゃんヌードル(徳島製粉株式会社 )。
日清カップヌードルの発売が1971年9月。福岡でも販売が開始されそのブームが訪れたのがおそらくその翌年だと思われます。カップヌードルに遅れる事1年半、「金ちゃんヌードル」の発売が1973年4月との事なので、私が小6の頃の話になります。
カップヌードルの二番煎じとして、かなり早い時期に発売されたと記憶しているこの商品(ちなみにサンヨー食品の「カップスター」は1975年でした)、当時萩本欽一さんがCMをやっており、てっきり「欽ちゃんヌードル」だとばかり思っていました。
「『欽ちゃん(実は金ちゃん)ヌードル』ってあったよなー」という記憶だけが確りと残り続けてはや云十年、数年前に御殿場にある大学時代の友人の実家で麻雀をやる事になり、夜食を買い込んだ買い物袋の中にそれは入っていました。
「金ちゃん(その時はまだ欽ちゃんだと思い込み中)ヌードルだぁー!!!」
「まだ売ってるんだ!!」というか「よく生き残っていたなー・・・」とかなり興奮気味の私をよそに、静岡出身の友人は何を驚いてるんだという顔をしていました。どうやら静岡ではいまだにお馴染みの商品として普通に売られている模様です。
そんな懐かしいカップ麺を、なんと平塚駅前梅屋デパート の地下で発見!・・・という事で思わず購入。
実は発売当時、このカップ麺を好んで食べた記憶は全くありません(^^;)。改めて食してみた感想はというと・・・
よく生き残ってるなぁ・・・(笑)
人生の記憶の断片の中の、ほんの些細な気掛かり事のひとつが解消したような、そんな気分です、ハイ。