日本ダービー | 大井なる幻影

大井なる幻影

南関競馬、特に大井競馬場ファンの筆者が,所属馬や

騎手について、また大井競馬場の楽しみ方をご紹介

します。

競馬界の生産牧場及び馬主をアメリカ大リーグに例えるなら、さしずめ社台グループはNYヤンキーズで異論はあるまい。では、前田一族のノースヒルズは?自分には、アリゾナダイヤモンドバックスとかぶってしょうがない。
ダイヤモンドバックスは、100年の歴史を誇るMLBにあって、1998年創立の若い球団である。
1年目は下位に低迷したが、2年目はランディジョンソンを獲得してプレーオフに出場を果たした。
そして、2001年ジョンソンとカートシリングという飛車角で、なんと創設4年目でワールドシリーズを制覇してしまった。昨年のダービーのキズナ優勝を考えれば、武豊はランデイジョンソンとは言い過ぎだがそんな感じ。そして、今年はワンアンドオンリーの屋根に横山典弘である。
重賞優勝回数291勝の武豊に148勝の横山典弘。どちらも峠を過ぎた騎手では有るが、このへんをダービーの主戦に持って来るのは、やはりダイヤモンドバックスをイメージしてしまう。
まあ、横山をカートシリングとはいいたくもないが、博打はイヤな奴が勝ったりするから厄介だ。
まあ,考えてみれば勝負事を生業とするような人間は、一般常識とはかけ離れているところがあるから、天罰も下らずに生きながらえているのだろう。
個人的な問題は、横山典弘のワンアンドオンリーを買うのかということで、予想をすれば買うにこしたことはない。ただ、心のうちは「どうせ、川田と二人で溜め殺し」と思ってはいる。
川田のトゥザワールドの優勝はないだろう。今の川田は、バカラで大負けしている客をみているようだ。たった2つの張り口なのに、ことごとく裏目ばかり。バンカーに張れば、プレイヤー。プレイヤーに張ればバンカーという最悪状態。意地になれななるほどドロ沼である。
昨日は、2.4.6でダービーを予想したが、横山・岩田はすでにダービージョッキー。6の吉田は重賞勝ち32勝ながら牝馬重賞が多く、ダービーも勝っていない。
キャリアを考えれば取ってもおかしくはない。ただ、青葉賞のジンクスとの兼ね合いだが。
まあ、いずれにしても、2.4.6には良い騎手が入ってくれた。
福永は牝馬で、やはりダービーの意図にはそぐわない。
あとは、蛯名と南関出身の2名。そして、我が江田照男ちゃん(この人だって重賞28勝もしています)と外人。このへんの戦いだとおもう。
軸はあえて、吉田豊・岩田を選んだ。横山は、勝負に徹するには買わねばならぬが、自分は大人げがないもので・・・