高松宮記念2 | 大井なる幻影

大井なる幻影

南関競馬、特に大井競馬場ファンの筆者が,所属馬や

騎手について、また大井競馬場の楽しみ方をご紹介

します。

枠順が発表されて、気の早い御仁はもう馬券をお買いになったようで、オッズも出た。
過去のこのレースを見ると、内外あまり奸計はないようだが、それは改装前の話で、設計をミスったんじゃないの~?と思わせるような、最後の割と凌げる坂といい、先行有利なコースといい、やはり7枠以降はあまり買う気がせんのよ。
かといって、現在一番人気の(まあ,恐らくこの馬が最後まで1番人気なのでしょうが・・)ロードカナロアの最内枠も、けっしていい枠とはいえないしな・・・
やはりベストは3,4,5枠辺りとは思うが、このへんはカレンチャンを除けば人気薄ばかり。
思わずニンマリしたが、ベイリングボーイの単勝11.7倍は驚くね。勝浦が1着というのはねぇ?オイラの辞書にはないもんだからさ。
まあ、この馬も一杯に追い切っているので、邪険にする訳にもいかないか・・・
騎手からいえば、この距離を一番走っているのは、やはり内田だろう。
なにせ大井で1日最低でも2回は走って、1年土日以外は川崎は少ないが、ほぼ毎日走っていたからね。
そういう意味では、小牧も地方出身だが、兵庫の競馬はほとんどわからないので、1200M戦があるのかどうかも知らんが・・・
ただ、残念ながらジョーカプチーノは8枠16番・・うう~ん、優勝はなぁ~というカンジ
小牧のツルマルレオンは4枠8番だから、いい席を取ったね。
この馬は、最終追いは強めで、さらに併走遅れではあるけれど、小牧が追い切りをかけている。
グランプリエンゼルの藤岡とサンカルロの吉田。この3人だけが、最終追いに騎乗しているね。
ツルマルと小牧の相性は良くて、騎乗した6鞍のうち、馬券にならなかったは、2番人気で8着だったCBC賞だけだ。今回は単勝91倍という人気のなさ・・ああ、どうして人の心はうつろうのであろうか・・・
結局は評論家どもが、目先の出来事にばかり目を奪われているから、こういうオッズになるんだろうね。勝浦のベイリングボーイよりは、人馬共にマシだと思うのだけれど・・・
マジンプロスパーは浜の大魔神の馬だが、鞍上の浜中は、石坂で人気ですっ飛ぶ代わりに、人気薄で飛んでくるお目出度い騎手である。この馬も6枠で、先行タイプで、最終も一杯に追い切っているから、オイラの中では馬券圏内だね。
他に3枠から6枠までの先行勢を見てみれば、エーシンリジル。これは、前走後ろめだったが、和田が再び後ろを取るのか不明。馬は先行も可なので、一応視野に入っている。
アポロフェニックスも夕刊フジ杯オパールステークスでは3番手あたりから12番人気で勝ったから、前々は問題ないだろう。今回は吉田弟だから、前々は大いに考えられる。しかも、新装中京を走り慣れているのも心強い。但し、この人は兄貴が出ていると、あまり目立たないんだよな・・そこだけだな。
ツルマルは差し馬。エーシンダックマン、恐らくこの馬が逃げるんだろう。逃げ残りはかなり有りそう。カレンチャンも先行差し。問題は体調と屋根。
サクラゴスペルはピンナがどう乗るか?この馬は、あのダメダメな黛 弘人を勝たせた馬だよ。
あまり軽くは扱えない。
という訳で、けっこうおいしい馬がいるんだわね。
おさらいすると、3枠から
エーシンリジル
アポロフェニックス
エーシンダックマン
サクラゴスペル
マジンプロスパー
という訳で、太字が最終追いを一杯にやってきた馬だ。
どうやら、このへんが面白そうだね。