浦和初日を終わって | 大井なる幻影

大井なる幻影

南関競馬、特に大井競馬場ファンの筆者が,所属馬や

騎手について、また大井競馬場の楽しみ方をご紹介

します。

MRピンクの大活躍で幕を開けた浦和開催。
少数頭ながら面白いレースが多かった。
特に明けて3歳、4歳戦は、ここまでくると母系の強いのが穴を出す。
例えば、2Rのロンなどは最低人気であったが、兄弟のイチエイオウジは金沢で26戦10勝2着6回という馬。これからも、こういう馬には注意したいところだ。
しかし戸崎は、大井にいた頃の内田と同じで、自分のことばかりだ。
3Rのブライダルコーラスは馬体が減り続けて、きょうは12キロ減。それを無理矢理走らせていたのは痛々しい・・・トラウマにならなければいいが・・
8Rのコスモブリーズはパドックからかなりイレ込んでいた。体重も16キロ減・・・
それなのに、同じ大井サークルの若手上田健人と逃げ争いを演じる。
せっかく上田が、浦和の厩舎から騎乗依頼されているのだから、それをムキになって競りかける必要があるのだろうか?
内田が大井にいた時に、石崎父が「自分のことばかり考えないで、少しは若手を育てろよ」と苦言を呈したことがあったが、今の戸崎もまったく一緒だ。若手にとって、なによりの成長は白星を重ねることであって、それを大幅体重減でイレ込んでいる馬をそこまで上田に絡ませる必要が、どこにあるのだろうか?
上田も馬も気の毒だ。
別に手をヌケといっているのではない。明け方3時4時から20頭近くの馬に調教をつけている若手に、テメエは朝の7時から5頭位しか乗らない王様が、少しは実戦で教育するなり、花を持たせたっていいべよ。浦和で、鈴木啓之の最後の騎乗の時に、2着の真島が、明らかに差さなかったのは、八百長といえるだろうか?勿論、真島の単勝なりを持っているファンはたまらないだろうが、やはり、これは真島の優しさだろう。
戸崎が一部のファンにあまり好かれないのは、こういうところなんだろうなぁ~