馬券の買い方を考察する2 | 大井なる幻影

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南関競馬、特に大井競馬場ファンの筆者が,所属馬や

騎手について、また大井競馬場の楽しみ方をご紹介

します。


*まず枠単を買うつもりで考える。

例えば12頭立てのレースで、予想馬を7頭に絞ったとします。
馬単で買えば、裏表合わせて42通りの組み合わせで購入することになります。
132通りの馬券のうち、42通りを予想した事になります。
次に、同じ7頭を枠単で買うとします。
(但し、同枠及び1枠に配置しないとして)
枠単の買い目は、同じく42通りです。
しかし、前回も書いたように、予想した馬が来なくても
同枠の馬が来た場合は、馬券は的中します。
それを計算すると、
馬単でいえば、132通りの予想のうち102通りを押さえる
ことになるのです。
外れる場合は、1枠が来た時とゾロ目で来た場合のみです。
的中率という事では、かなりの確率です。
では、回収率はどうでしょうか?
第22回大井競馬にこれを当ててみます。
(1枠をはずして、2から8枠を枠単BOXで100円づつ購入)
初日(\4,200x11R=\46,200)8R的中して-\19,740
二日(\4,200x12R=\50,400)10R的中して-\23,350
三日(\4,200x12R=\50,400)9R的中して-\13,820
四日(\4,200x12R=\50,400)全的中して-\24,860
五日(\4,200x12R=\50,400)10R的中して-\24,900

合計で \247,800を投じても-\106,670となりました。
的中率は59R中49R的中です。

この数字をどう考えるかは、それぞれです。
結局、競馬は儲からないと考える人もいれば、
馬券やレースを整理すれば、プラスにできると考える人
あるいは、へたな予想より当たると思う人もいるかも
知れません。