馬券の買い方を考察する1 | 大井なる幻影

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南関競馬、特に大井競馬場ファンの筆者が,所属馬や

騎手について、また大井競馬場の楽しみ方をご紹介

します。


馬券には、単勝、複勝、枠連複、枠連単、普通馬複
馬連単、ワイド、3連複、3連単、と実に9通りの
買い方があります。
自分の予想をどのように買うかは、資金や気分で
大きく変わります。
ここに、大きな失敗の要因があります。
予想は当たっているのに、馬券を買っていない
という事はありがちな事です。
僕は以下のような考え方をしています。

出走馬の馬番を平面で考える

ルーレットテーブルは0と00を除くと
1から36までの数字が並んでいます。
そこにチップを置く時のことをイメージ
して下さい。
もっともシンプルな馬券の枠連複は全部買っても
36通りです。(ゾロ目を含む)

大井競馬の出走頭数は、通常で最高14頭です。(重賞などを除く)
予想馬をまずは8枠の中で選んでみましょう。
7頭に絞ればいらない枠が出てくると思います。
連複で買えば、
各枠1頭づつの配置の場合は、21通り
同枠に2頭が配置された場合は、16通り
購入すれば、確実に的中させる事ができます。
しかも、予想外の馬が同枠にいた場合(ゾロ目を除く)
にも、的中できるという保険付きです。

勿論、的中と回収率は別の問題です。
枠連の平均配当を考えれば、的中しても損をするでしょう。
それでは、枠単はどうでしょうか?
買い目は、2倍になりますが、思いもよらない高配当が
ある場合は多いです。
馬単はどうでしょう?
買い目はさらに増え、同枠代替えの保険も利かなくなります。

このように、リスクが大きくなれば、配当は当然上がります。
当たり前な事のようですが、競馬場にいるとこのことを忘れて
しまう場合があるのです。
単勝が1倍台の馬がいるときに、たくさん馬券を買って
当たっても大損する場合などが、良い例です。

1時間で何十回も回されるルーレットテーブルで
プロのギャンブラーは1点張りを繰り返すことは
しませんし、同じペースでチップを張り続けることも
ありません。毎回、張ることもありません。
大きく外して精神的なダメージを受けると、コンセントレーション
を高める事は難しくなるからです。
彼等は、まず守りを固めます。
守りを固めて、勝負処を見極めるためには、ゾーン
を決めてチップの量を加減して置いていくのです。

僕は、ディフェンスはギャンブルの基本だと思います。
言い換えれば、増やす前にあまり減らさないことを
考えるべきだと思います。