１人で学ぶ。
自分の中にあるものだけ。
人と出逢う。
自分にはないことを持つ方たちと出逢う。
無いものを得。
そして、人とコミュニケーションを取ることで
自分自身を知る。
私は、学んだことをシェアしたい。
教えたいらしい。
で、そこを掘ると分かってきたことは、
誰かに役に立つ情報を持つことが
自分の安心要素なのかもしれない。
さらにそこを掘ると、
何も役に立つ情報も、物も無い状態で
自分は人に愛される自信が
ないのかもしれない。
不安を消すために、私は情報を貪るのか？
好きで欲して、得ているのではないか？
と、言うのを、
「良寛さん」の名前を言われて
気が付いた。
ちょっと数分前に、
良寛さんを読んでいたから、
スッと、入ってくる。
自分を恥かしいと思い、学ぶ
１人では気が付けないこと
相手がいて、気が付くこと
それが、良寛さんが書かれた「戒語」
🍀🍀🍀🍀🍀🍀
「戒語」
ことばのおほき
物ひのきはどき
くちのはやき
はなしのながき
とはずがたり
こうしやくのながき
さしでぐち
ついでなきはなし
手がらばなし
じまんばなし
いさかひばなし
ふしぎばなし
物いひのはてしなき
公ぎのさた
へらずぐち
人の物いひきらぬうちにものをいふ
子供をたらす
ことばのたがふ
たやすくやくそくする
よく心えぬ事を人にをしゆる
ことごとしくものいふ
いかつがましく物いふ
ひきごとねかおほき
ことはりの過ぎたる
あの人にいひてよきことをこの人にいふ
その事のはたさぬうちにこの事をいふ
へつらう事
人のはなしのじゃまする
あなどる事
しめやかなる座りにて心なく物いふ
人のかくす事をあからさまにいふ
ことごとに人のあいさつきかうとする
顔を見つめて物いふ
酒にいひてことはりいふ
はらたてる時ことはりをいふ
さけにいぇたる人にことはりをいふ
はやまり過たる
しんせつらしく物いふ
おのが氏すじやうのたかきを人にかたる
人のことをききとらずあいさつをする
おしはかりの事を真事になしていふ
あしきとしりながらいひとをす
ことばとがめ
ものしりがほにいふ
さしたる事もなきことをこまごまといふ
見る事聞くことひとつひとついふ
説法の上手下手
役人のよしあし
よく物のかうしやくをしたがる
子どものこしやくなる
老人のくどき
わかひもののむだばなし
しかたばなし
くびをねぢてりくつをいふ
こはいろ
ひきごとのたがふ
口をすぼめて物いふ
おしのつよき
めずらしきはなしのかさなる
いきもつきあはせず物いふ
所に似合ぬはなし
このんでから言葉をつかふ
人のことはりを聞きとらずしておのがことはりをいひとおす
くちまね
いなかものの江戸ことば
都ことばなどおぼえてしたがりがほにいふ
よくしらぬ事をはばかりなくいふ
ねいりたる人をあはただしくおこす
聞き取りばなし
人にあふてつがふよくとりつくろふていふ
あいだのきれぬように物いふ
わざとむざうさげにいふ
説法者の癖をおぼえてあるひはそういたし
ましたところでなげきかなしむ
貴人に対してあういたしまする
さとりくさきはなし
学者くさき話
茶人くさきはなし
風雅くさきはなし
うはの口をきく
さしてもなき事をろんずる
ふしもなき事をろんずる
人のきりやうのあるなし
あくびとともにねん仏
さいはひのかさなりたる時、物多くもらふとき、
有がたき事といふ
人に物くれぬさきになにやらふといふ
くれてのち人にその事をかたる
あういたしました、かういたしました、ましたましたのあまりかさなる
おれがかうしたかうした
はなであしらう
巳上九十ケ条
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