夢の記録

永遠と続く砂漠のような
地平線まで、茶色の一体を
ほぼ横一列の様な状態になって歩いていました。
歩いていると定期的に糞が
リズミカルに落ちていて
同じ店舗でうんこを避けて歩いていました。
「げっ。うんこ。」
「げ。またうんこ。」
「げげげ。またうんこ。」
隣は何も言っていない。
横目で隣のレーンを見やると
うんこが落ちていない。
思わず隣のレーンに移る。
何も考えんと、ただ歩くだけになり、
楽になった。
何だったんだ?あれは。。。
と、思ったら、砂漠歩きの景色は終わっていた。。。


気が付いたら、
内部が白地のきれいな大きな建物の中を
隣のレーンのお兄さんと歩いていた。
空港か?駅ビルの中か?
二人で色々話歩いていた時、
目の前に現れたのは、断崖絶壁の様な階段。
スキー場のコブ山の真上に居るような気分で
絶対に降りたくない。
10m下に降りるのに、
何故に、つま先しか足場がない様な
ロッククライミング並みの階段を降りなきゃならぬのか?
半べそかきつつ、背脂ダラダラ、
カニさん歩きで、少し広めの足場を見つけては、1つ、また1つと降りる。
私の恐怖とは裏腹に、ヒョイヒョイと階段を降りていく人たち。
自分はビビって降りられない。。。
少しでも、足が置ける所。
少しでも高さがない所。
少し段差があるが最後の着地点に、大きなベッド、テーブル等が用意されている所。
ベッドにダイブすれば。。。
一緒にいる人に「大きいところを目指せば」と、アドバイスし、自分がそこに向かうと
ベッドはなかった。。
話をしている間に修理に出されてしまったよう。
ショックを受け、呆然としていると
自分の隣で、自分よりも高い位置から数段飛び
直接楽々飛び降りて、そのまま着地して、スタスタ歩いていく人を見る。
勇気を持って、自分も大きな所に飛び降りた時、目が覚めて、
そこは夢だったと気が付く。

ただの夢。
ただの夢なのにビビリ。ビビりすぎて、
他の参加者は色々海外生活したり、
日本中出掛けたり、
色々体験しているのに
ゲームが終わったら、
自分だけ、ビビり過ぎて、
なーんにもしていないことを知った。

「夢だよ?」
「ゲームだよ?」
「怖がって、何もしなかったの?」

今、私が死んだら、
見た夢の通りの感想で終わる。

ビビり過ぎて、何もしなかった。

飽きたらレーンを変えるだけ。
飽きたら、終わる。
勇気を出して、飛んだら、
怖いと思っていただけで、
ただの目眩まし。
なーんも怖く有りませんでした。

という夢。

夢の中で夢を見た。
マトリューシカな朝の夢。