飛び交う情報に疑問を持つ場面があり、情報をまとめてみました。
①猫除け機械の貸し出し
猫が庭に入ってこなくなれば良いというシンプルな相談案件に対応するため、役場に提案しました。東京の方の行政でもここから話がスタートしている所があり、まずはその第1歩。
②飼い主のいない猫への補助金
こちらは2021年度までの数年、行われていましたが諸所の手続きのややこしさから生かされず。
③大口町地域猫活動支援事業費補助金
②が発展した形で2022年度よりスタート。登録団体が認定した地域に対して補助金が出ます。私たちはこの制度ができる前から団体として基金を作っており、地域の方と話し合いながら繁殖制限手術はすべて終わらせてあり、地域猫活動はスタートしている状態で補助金をいただき始めたという現状です。
補助金は
地域への活動 5,000円
避妊去勢手術 100,000円
地域猫管理 15,000円
走り出し初年はこの12万円。「捕獲して全頭手術」という1番大変なくだりは終わっているため、105、000円は使えませんでした。
私が理想に思うのは、活動費の内訳を決めず予算を大きくしてもらうこと。現場はすでに赤字なわけですし、猫の繁殖能力がわかっている人は「地域猫活動」に移行する前にまずは増やさないことを最優先して考えるので、認定される前の手術費用でも補助金申請ができるとかね。
私たちのアドバイザー、猫師匠が代表を務める取り組み
全国を視野に入れたら様々なやり方があり、大口町は進んでいない。
ただ、行政が予算を組んで動き出すということは本当に難しいことで、その部分には感謝をして、ここからは私たちが行政と助け合い、より使いやすい補助金にしていくしかないのではないかと思うわけです。ここまで来るのに15年かかっているわけですし、より進化を。