うしお「このもふもふをくうにょ」
みけこ「くえんにょ」
うしお「うまくなかったにょ」
こうし「もふもふはくえんにょ」
ぐれお「ももたのおかあさん、せっかくいただいたのにこのようになったにょ、ざんねんにょ」
思い起こせば
ちいさかったうしお
しっこでなくて心配かけたうしお
みーみーないていたうしお
どかーん・・・
と大きくなりました
自分の気持ちに素直な
まっすぐな男
なかなかの甘え上手
あんこ「かあさんよんだかにょ」
呼んでませんにょ
わたしもうしおがあんこの生まれ変わりだといいなと
思っていたんだけどね
あんこって呼んでも振り向かないの
でも「うしお」って呼んでも振り向かない(笑)
ここあ「おかあさんあんこのめーにちにあんこのほねなでていたにょ」
ここあ「もうすぐちょこちゃんもめーにちにょ」
あんこ
ちょこ
猫のお耳掃除をするたびにちょこのこと思い出しているよ
朝晩2回毎日だったもんね
色んなお薬も飲んだね
ちょこの目が治らないことをどうにかしたいと考えていたけど
今となってはどーでもいいことだったね
でも先生が女の子だからちょっとでもかわいくって
言ってくれたんだよね
ちょこが死んじゃう時ちょこがたくさん涙を流して
動物も涙を流すんだなって
どこか痛いのか 苦しいのかとあの時は思ったけど
それだけではなくて私と離れる事も分かっていたんだね
ちょこはとても静かなのに
周りをよく見ていて
賢い女の子だったね
猫ってさ
凄い生き物なのに
よく分かってない人たちが
ひどい事をしたり
優しくないことを言ったりするでしょ
そういう人に出会うたびに
私は心の中で「ちょこの方が賢いな」って
人間は猫に比べたら
おばかさんだもんね
ここあ「さあきょうもねこじゃらしであそんであげるにょ」
平和な我が家が続きますように