先月の相談電話の半数以上が
保護依頼でした。
保護は簡単な事ではありません。
時間・場所・お金・気持ち・労力
色々な条件がそろって初めて可能になります。
野良猫の集まる現場に遺棄された子
TNRが間に合わず産まれた仔猫達
現在保護している「うしお」には兄弟があと3匹いて
母猫とうしおたち兄弟は「目の前からいなくなれ」と
人間たちに言われていました
現在隔離の必要な保護は出来ないので
先行して1匹のみウイルス検査をするために
保護したのが「うしお」
母猫は私に「うしお」を連れ去られて
危険を感じて居場所を変えました
ある意味危険回避はできたのかも
先日お家が決まった「りんりん・らんらん」
猫を飼育したこともない人が
生後1日の仔猫を立派に育て上げました
倉庫に落ちていた子を育てた人
夜逃げした人が遺棄して行った子を保護した人
「保護は行いません」と話すと
「じゃあこの子はどうなってもいいんですね」という人が多くいます。
保護の必要を感じた人が良く考えて
責任ある保護を行って下さい。
私達は意地悪で保護をお断りするわけではないんです。
私達も
「保護したい子は山ほどいるけれど責任ある保護が出来るまでの数にとどめている」
のです。
そして、次に保護したい子もすでにいるのです。
気持ちがあるけれど方法が分からない方にはアドバイスします。
ゲージの貸し出しもしています。
譲渡会の参加も、条件を満たせば可能です。
保護は出来ないけど、
これ以上増えないようにTNRをするというのも大事な事です。
お電話の前に少し考えて欲しくて。