悲しいお知らせです。

 

1/29 6:44 あんこがお空に旅立ちました。

 

少し元気がない気がして

 

1日様子を見てましたが

 

呼吸の様子がよく見るとおかしい事に気がつき

 

受診したのが1/9の朝。

 

 

 

インターネットで闘病の記録をたくさん読みましたが、

 

途中で更新が途絶えているものが多く

 

個体差や主治医の考え方、

 

猫自身がどれだけ治療に協力的かにもよりますが

 

あんこが行った医療処置は以下の様になります。

 

 

 

ステロイド(プレゾニドロン)×20日

抗がん剤(L-アスパラギナーゼ)×1回

胸の水を抜く処置×10回

酸素室使用×4日間

 

 

 

この病気を経験して、まず最初にぶつかるのが

 

抗がん剤についてかと思います。

 

 

 

私も散々考え抜きましたが

 

結論として、あんこ自身

 

「まあ、付き合ってあげるわ」って感じで出来る治療までだと思いました。

 

嫌がって暴れるような治療は、

 

呼吸器系の疾患には命とりでもあります。

 

この辺りは症状の出方や病気の進み具合により悩ましい。

 

 

 

 

そして次に来るのが「安楽死」の問題。

 

 

私の中で「安楽死」はありえないという考えでした。

 

しかしこの病気で楽に息を引き取らせてあげるのは

 

安楽死しかない、それを現実にあんこの最後の姿を見て

 

意味がよく分かりました。

 

眠るように亡くなる子もいる中で、

 

そうではない子も多いのです。

 

 

 

 

家族を見送る時に後悔のない人は

 

いないと思います。

 

私も

 

「もっと早く気がつけばよかった」

 

「予防医療を早くやっておけばよかった」

 

「苦しませないで見送ってあげればよかった」

 

という思いが巡りましたが

 

早く気がついていたら

 

思いっきりじゃらしで遊ぶのもセーブしたと思いますし、

 

あんこの望む普通の毎日は送れなかったかもしれません。

 

安楽死の選択をしていたら

 

自然に死を迎えるのを見届ければよかったと後悔したかもしれません。

 

何が正解なのか人により違うし

 

正解はないのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私の好きな幼少期のあんこの写真。

 

まだ目の手術を行う前です。

 

 

 

野良猫のお母さんから産まれたあんこ。

 

白血病は母子感染であったと推測されます。

 

 

 

 

病気はもらっちゃったけど

 

お母さんに可愛がられ

 

ごはんをあげていたおばあちゃんにも可愛がられ

 

TNRが急速に進んだ現場で

 

保護された仔猫でした。

 

 

 

 

 

本当に綺麗な猫さんで

 

イケメンで

 

愛情表現がストレートで。

 

猫の会の皆にももてもてで。

 

 

 

 

 

 

人間の寿命に比べたら

 

猫の寿命は短いですが

 

1歳4か月で逝ってしまうなんて

 

 

 

 

 

白血病キャリア、3年生存率は2割

 

悲しいけれど現実です。

 

 

「白血病抗体を持つ猫達を増やさない為には

やはりTNRの徹底しかない」

 

これは猫の会の副代表のみちみちさんと

 

あんこの亡骸を前に2人でつくづく話したことでもあります。

 

 

 

 

あんこには「ちょこ」「ここあ」という姉妹がいます。

 

2匹は新しい予防の治療を始めました。

 

これは私の周りのたくさんの猫飼育の先輩達から

 

教えてもらった事を主治医に話して

 

チャレンジを決めました。

 

 

 

 

この治療はインターキャットというヨーロッパの

 

インターフェロンの発売元が提示している方法ですが

 

私も幼猫に行うのは知っていましたが、

 

ちょことここあも始めています。

 

医療費がかかるのに、効果に絶対性がなく

 

あまり一般的ではありません。

 

 

 

 

 

現在ちょこはあまり体調がよくなく

 

心配はつきませんが

 

頑張らねばと思っています。