できることなら入院日記の続編はお届けしたくなかったのですが、寿司屋
で、いつもなら、かみさんと競いながら食べるはずの寿司が旨くありません
それでも習性というかいつもオーダーする寿司をITの画面にインプットして
旦那の権威を保とうとしますが、なかなか捌けません。段々たまってきます
その状態をみて、かみさんが”どうしたのよ、いつもはものも言わずに食べ
るのにおかしいわよ”と私ことより渋滞している寿司が気になるようです。
”うん、おかしか食い気がなかたい、こがんことは最近なか”と言いました

ら勿体ないとばかりに口に運びます、”パパも食べなさいよ”と促しますが
食欲が湧きません、それどころかみているのも嫌になってきました。”もう
帰ろ”とぶっきら棒に呟いて帰宅しました、異常を認めたくない気持ちもあ
って気分転換にプールに行きました。いつものように泳げました。ほっとし
ながら、何気なく腹を触ったらヘソの横が心持ち固く膨れています。痛み
はありません、それが気になって晩飯になりましたが食がすすみません。

”おかしか、少しへんよ、熱でもあっと、と手をかざそうとします、”うんにゃ
熱はなかと、今日も泳げたけん”と言葉を濁しながら手作りの料理を食べ
ようと箸を持ったものの、中々すすみません、”寿司を食ったからかな”、
”あら、寿司も食べてないじゃない、おかしいわよ、病院で診てもらったら
”とかみさんは言います、”疲れか知恵熱でも出よっとだろう”と駄洒落を
言いながら先に休みました、別に痛みもなく、すんなり眠れました 只、腹
部の腫れが少し大きくなったような気がしました、そんな感じで数日たった

昨年10月のはじめのことですが腹部の腫れが目立つようになり猛烈な、
痛みが襲いました、エイリアンが 浸入したかのように硬く盛り上がってい
ます、はじめて、そのことを話しましたら、かみさんが”何故今まで黙って
いたの!大変だ!救急車を呼びましょ!”と裏声になって叫ぶように言い
ます、私は、まだ 理性というか、世間体を気にして”こんな夜間に救急
車は呼ばれんばい朝まで持つさ”と言って有り合わせの痛み止めや睡眠
薬を飲んで寝たものの全く効き目はなく、まんじりともせず朝イチで病院に

急行しました、病院は大繁盛で長蛇の列、そういえば長屋の救急車の常
連客が”救急車で乗り付けたら最優先で診てもらえるばい” と自慢してい
たのを思い出しました、採血をして、その結果が出て担当医にたどり着く
ころは 昼近くになっていました、データをひと目みるなり”こりゃいかん、
すぐ入院です”と言って、どこかへ電話しています、”残念ですが今ベットが
空いていません、今日は帰宅してベットが空くの待つか、ほかの病院を紹
介します”と深刻な顔をしながら言いました、入院と聞いてぎょっとしました。

           病院だけは不況とは無縁の世界で~す ぐっさんハイ

*体調が今イチであり隔日お届けでお許しください。

個人情報とやらが大げさになってきますと病棟に見舞いに来て例え
肉親であっても病院は自分のファミリーが、どの部屋で治療を受け
ているのか教えてくれません。ですから病棟をぐるぐる廻って探す
ハメになります、小さな名札ですから分からなくてケータイで連絡
を取り合いながら、ご対面というひとも見かけます、3年まえに喉
頭がんの治療を受けた頃はあいさつをしたり気の合ったひととは、

雑談をするということもありましたが個人情報なるものが大きな顔
をして闊歩しはじめてきた昨今、患者同士で立ち話をする光景がめ
っきり少なくなりましたね、但し手元に引き寄せて相手を吟味する
伝統文化を継承する女性軍は別の部屋まで出向いて友好の輪を広げ
るという、微笑ましい光景を目にすることもあります、、(ああら
そんな大袈裟なことじゃなくて暇だからよ)恐れ入ります、それか
ら今回、入門して気がついたことは年配の方が多くなりましたね、

その象徴的な方が寂聴さんでしょ、92歳にして外科手術を受けた
というんですから驚きです。個人情報といえば、とんでもないサプ
ライズがありました。この話は後ほど出前することにして国際化で
話忘れたことがありました。いつものように院内を徘徊していまし
たら姿、形は一緒なんですが服装がなんとなくよそ行きの感じで、
めがねをかけたひとが多い集団が現れました、名札が違うし言葉も
普段聞いたことのない言葉で囁き合っています、耳を凝らして聞き
耳を立てましたら「冬ソナ(韓国)」からの視察団でした。


 個人情報時代は 友情とか絆とやらが空回りすることがあります
              声をかけて変人扱い ぐっさんハイ

*入院日記の準備が整った駄作から28日から出前させていただき
 ますが 頭と体調が今イチで土日は休ませていただきます。
もう少し病院の様子をご覧ください。病棟の一番奥の特別室は千客万来
大きな花束を抱え女性が、 かしこまった姿で部屋に入っていきます、部
屋の主は滅多に見たことはありませんが、オチオチ寝ておられないぐらい
繁盛していましたな。この手の義理で見舞いにでも行っておくか、というの
は意外と病人には堪えるものなんです、私の場合は抗がん剤を5ケ月間
点滴を受け続けるわけですから頭の毛だけでなく眉毛なんかもなくなって
人相が変わってしまうんです、最初の50日は絶食状態でしたから まるで


骸骨か筋トレとか点滴の金棒を杖代わりに院内を徘徊していましたから
見舞いに来てくれた連中は言葉も出ないという状態でしたから醜態を曝
したくないと思いましたもの。しかし院内は病人を真ん中に盛り上がって
いる麗しい光景がありました、麗しい光景といえば、パジャマ姿の男女が
朝早く楽しそうに談笑していましたが病気がとりもつ縁ということなんでし
ょうかね、お次は高級ホテルいえ、レストランで乾杯となりゃいいですね。
アッ段々卒業が近くなってきますと目新しい女性が、、あら男性もですね


九州でトップの病院ともなりますと患者だけでなく、いろんなところから実
習生がやってきます、そのなかで看護学校で習ったことを実際に実践し
ょうとする生徒もいます、とはいっても いきなり注射とか直接治療に関わ
るようなことでなく食事の配膳とか先生と患者さんの伝令など生命に関わ
らないことから看護の世界に入門していきます、あるとき慌ただしく食事を
置いて立ち去ろとした実習生がいましたので”ちょっと、お嬢さん只、配膳
をして終わりというひとはサラリーマン、自分が、、いや、あなたの おじい


ちゃんに食事を食べさせようと考えたら、患者さんが食べやすいように、
配膳するでしょ、患者さんはありがたいと思うでしょう、だから肉親の世
話をすると思っておやんなさい”と言いましたら目を輝かせながら頷いて
くれました、所帯を持った頃のかみさんを思い出しました。宣伝文句じゃ
ありませんが使用前、使用後みたいにながい人生疲れないでくださいね
(ちょっと偉そうにいうあんたはどうなのさ!)

     
あいかわらず 新しいパソコンも雑音は健在です ぐっさんハイ