庚申(かのえさる)の日は「帝釈天さま」をお祭りする日と言われています。

柴又の「帝釈天さま」が有名でしょうか?

 

お釈迦様に使える尊天のお一人ですね。

皆様にご加護がありますように。

 

帝釈天 - Wikipedia

 

***ウサギのお布施***

 

昔、ある深い森にウサギとサルと山犬とカワウソが住んでいた。 四匹の動物たちはとても賢く、お互い仲良く暮らしていた。 ある日のこと、ウサギは他の三匹に「貧しくて困っている者に布施をしよう」と話した。翌日四匹は、食べ物を探し回り布施の用意をした。しかし、ウサギだけは用意する事が出来なかった為、ウサギは考えた末に自分の体を施すことにした。 それを知った帝釈天は、ウサギの気持ちを試そうと僧侶の姿になり、施しを求めに現れた。ウサギは「薪を集めて火を起こしてください。わたしはその火の中に飛び込みますので、体が焼けたらその肉を食べて、修行に励んでください」と話し、僧侶に火を起こしてもらった。ウサギは「もし、わたしの毛の中に、ノミやシラミなど、生き物がいたらそれを殺してはならない」と念じて、3回体を振り、薪火の中に身を投じた。ところが炎は、ウサギの体の毛穴一つも焼くことはなかった。うさぎは「僧侶さま。あなたの起こした火は、まるで雪のように冷たい。いったいどうしたことでしょう。」と問うと僧侶は、「ウサギよ。わたしはただの僧侶ではない。帝釈天である。おまえの布施の心を試すために天界から降りてきたのだ。」と言って、この立派な行いが世界のどこにまでも知れわたるように月の表面にウサギの姿を描き帝釈天の姿にもどって去っていった。その後、四匹の動物たちは月夜になると森の広場に集まり、明日からまた施しが出来るように働こうと誓った[10][11]。この説話は今昔物語集などにも収録されている。(月の兎)

 

 

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満月の夜

お月様にうさぎさんを見つけたら

このお話と自分の身を挺して

お徳を積むことの大切さを思い浮かべます。

 

庚申さんは

京都の清水寺側にある

庚申堂なども有名ですよね。

三猿(見ざる、聞かざる、言わざる。)

願いを叶えるさるぼぼ飾りも有名。

 

 

 

今日も平和な素敵な一日を。

今日も楽しいことがあると良いね。

楽しいこと探してね。

今日も有難うございます。

お疲れ様です。

がんばったね。