中秋の名月。
今夜は月が美しいだろう。
気持ちも大きくなるし、眠れない夜になる方も多いだろう。
この数日、バタバタしていて、
ブログを書かなきゃ と スタンバイしては
他のことに気をとられ,終わることが続いていた。...
お経の一節に、
『御座前門』 と言うのがある。
幼い頃、祖母が唱えていた記憶があり、
三つ子の魂 百までと言うように
おぼろげに覚えていてた。。。
その文言と、リズムが耳に心地よかったからだと思うのだが
聞こえてくるその文言が
想像させる文章も 私に記憶させる言葉が ちりばめられていたのだと思う。
その『御座前門』の一節に
『一家親類不都合無く、 近所近辺仲良く致すこと。。。。』と言う一節がある。
この年になって、
多くに方々との別れも,徐々に増えてくるが
このたびほど この言葉が身にしみる、
理解に余ることはないと。。。
まさか!!!と言う思いが強い。
私の店、ウインドローズホリスティックセンターが、
現在地へ引っ越して、もうすぐ8年になる。
毎月のローズカフェを始め
私を気にかけ 私を訪ねてきて下さる方がたは
とてもよくご存じだろう。
始めて来て下さる方でも、ご存じの方は多いかと思う。
何を?ってね。思うよね。
それはね。
ウインドローズの私とご近所様のお付き合い。。。
可愛いラピスの人なっこい性格のおかげで、
赤の他人のわたしをご町内の皆様が
とても快く,お付き合いして下さり、良くして下さる
この町内に引っ越してきて,有難かった.良かったと思える。
近所の方々が,とても親切で,良い方に恵まれた。
その中でも、お隣のおじさん、おばさんは
こんないい人がいるんだなと、驚くほど良くして下さる。
おじさんにいたっては、身を粉にしても損得無く、よくしてくだって、
お礼のしようが無いほど。
おばさんも同郷と言うだけで
お腹すいてないかと、お昼ご飯を良く作って,運んできて下さったり、
主人に,食べさせてあげて、といって
何かとおかずを作って分けて下さったり、
実家にいるより,かわいがって下さって、世話になっている。
私も、こんなおじさんのような、おばさんのような人になろう!!!と思うのです。
おじさんの親戚が、頻繁に、沢山訪ねてきているし、
週末には家の横で、
バーベキューしたり、飲み会をしていた。
毎夜のように 人々が夜会をして、
おじさんおばさんは,嫌な顔一つせず、世話をよくしていた。
おじさんに兄弟が多いから
その孫子まで 沢山の方が訪ねてきていた。
それが、おじさんが体調を崩して、
余命宣告を受けて。。。
おばさんが 一人で抱えきれず、寝ることも食べることも出来なくなって
おろおろしていて
おじさんの親戚はお医者様とか
姪御さんは看護師で ケアマネ。。。
この数ヶ月前までは
出入りしていたのだが
ケアマネの姪御さんも
この2週間ぐらい前から、自分がケアマネだから
仕事関連からケアに入り出して、
二日前までは出入りしていたのに、
おじさんが
危篤になり、救急車で運ばれた2日前から、途端に
全く、連絡取れず、家にもおばさんにも近寄らない
連絡取れない、
いそがしい というとのこと。。。。
私は狐につままれた感じ。。。
親戚がきているから
いらぬ世話や口出しは遠慮して
おじさんやおばさんにもこの一週間合うのを控えていたのだが。。。
ラピスが行くことも遠慮させていたのだが。。。。
んんんんん?????
おばさんは,もうふらふらで
自力で運転させて、病院なんていけないから
近所の人や私が送り迎え
様々なところへの手続きの手順も
ケアするのはわたし。。。
どうした???
昨日まできていた親戚は???
どこいった???
子供は???
おじさんとおばさんは再婚同士なので
おばさんの子供は、おじさんの親戚は全く知らないというのだ。。。。????
遠くの親戚より近くの他人とよく言うが。。。
いざというこのような、状況を目のあたりにすると。。。
この言葉や、さきほどの
近所近辺仲良くし。。。。
と言う言葉が。。。。そうだな~と
つくづく つくづく 身にしみる。
あれほど,世話になっていた、ご親戚の皆さんどこいった~????
私は、常々 思っていたのですよ。
このおじさんや、おばさんのように親戚,孫,姪御、姉妹兄弟を
大切にして、年上のお姉さんに毎日、ご飯を運んであげて
食べさせて、もてなして、
困ったと言う親戚がきたときは,心底、あらゆる手を尽くして、しんぱいしてあげて、
どこへでも
親戚の人が連れて行ってと言えば
おじさんもおばさんも
嫌な顔一つ見せず
運転して乗せていき
親戚が庭の木をきってほしいと頼まれたら、おじさんもおばさんも
年は80歳も超えているのに、この夏も草刈りや木を切っていた。
沢山沢山、なかなか出来ない世話をしてきた。
身を粉にして世話をしてきた。
おじさんやおばさんに、もしものことがあれば
きっと、世話になった、親戚の方々が、駆けつけるだろうと。。。。
駆けつけるに違いないと。。。。私は思っていたのですよ。。。。
それが。。。。
目が点。。。
心配するのは私だけ???
他には、自治会長さん、お隣さん
他人様のことに口出せないと。。。みんなどうしたものかと。。。見守る感じ???
それもどうかと。。。
私は性格的に黙っていられないから、
おばさんに 大丈夫か???と電話しているが
お節介だけど。。。。
心配する。
誰も行かないのだもの。。。。考えられない。。。
おじさんが、運びこまれた病院で、
この3日間、寝ずに、つききりのおばさん。ひとりで
交代してあげたいけれど
このご時世
病院へ入れるのは
肉親だけらしい。。。
おばさんは、病院へ入る前から、何日も寝ていなくて。食べていないから
記憶も飛んで 身体もふらつき。。。80歳だから当然なのに
どうしようも出来ないもどかしさ
葬儀には,親戚一同来るでしょうかが。。。
それまでの一番大変な日。。。ひとり???
それにつけても
御座前門 の言葉が 頭をよぎる。。。
このようなことがあるから
先人の方が、
知恵を授けて下さっているのだなと、
自分は子供がいるから大丈夫だと思うかもしれないが
子供も、結婚して新しい家族をかまえると
思うように親のことが出来なくなる様に見受ける。
まして、一人っ子だと
一人で親のことを抱え込むことになるから
親友や仲の良い幼なじみ、なかのよい友人を
今からでも沢山持つべきだと
このたびの経験は私に教えてくれた。
今回のことだけでなく
主人の父親が亡くなったときは
主人の兄の友達
主人の幼なじみや友人が
皆力を貸して下さった。
主人の母が亡くなったときは
かけがえのない有難い私の友人が
通夜に一晩中付き合ってくださった。
有難い友人に恵まれて
私は主人の両親を見送ることが出来たが
主人が亡くなるときは
どうなるのかな??
など
考えさせられる 今回の出来事
みんなにも 心の準備のために
お伝えしなきゃなと
子供が沢山いたり
近所近辺、なかよくできていたり
親戚縁者がちかくにいて、
仲良ければ大丈夫かもしれない
2日前まで出入りしていた親戚なのに。。。
円の切れ目????
利害が終了???
どうした???どこいった???
なぜ?この肝心なとき誰も来ない???
あんなにおじさんおばさんが面倒見ていたのに。。。。
あんないい人なのに、通夜は誰も来ないのか???
私は仕事でいけないし。。。。
どんな因縁なんだ???と
疑問がつきないのだ。。。。
中秋の名月
あなたの心は何を感じるかしら???
わびさびかんじるわ~。。。。
ススキを飾り、お月見団子で素敵な月夜をお送り下さいね。。。