梅雨が明けて

あの、熱海の土砂災害現場では、たくさんの方の力で

日ごとに土砂が取り除かれ、遺体が、一人、また一人と見つかってきた

 

水が襲ってきたのは、一瞬の出来事だったろう。

ご遺族の方々の悲しみを想像したら、言葉にならず

お悔やみを何といえばいいのかと悩んでしまう。。。

 

この数年 

東日本大震災もさることながら、

阪神淡路の震災、

熊本の震災

千曲川の水害

福岡の水害

岡山の水害

広島での土砂崩れ

防府市の鉄砲水による土砂崩れで介護施設の被害などなど

これ以外にも、たくさんの災害が日本を包んでいる

そのうえ、世界中で2019年から 

コロナが蔓延して人の命が亡くなっていっている。。。

 

命のともしびが、一瞬の出来事で消えてしまう。

何の心の準備もできないままに。。。

 

 

ご存じの方も多いのだが、

私は、数年前、義母の介護をしたいという思いから

 ある介護施設で介護の勉強をさせて頂いていたのだが

義母が亡くなり、もう介護の必要が亡くなったため、

その現場から離れ、本来の仕事に戻っていたのだが

その会社の上司の方から、

人手が足りないから、少しでいいので手伝って欲しいと頼まれ、

断れずに、時々お手伝いをさせて頂いている。

 

人助けとなると、変な性分が顔を出し、断れない。。。(;´∀`)

誰かが困っているのだなとか、

私で役に立つのならと思うとありがといことだと思い

手伝いをさせて頂いているが、

実際、お給料までいただくわけだから、ありがたいことなのだ、

 

そんな中、ご高齢の方々とお話することが多い

自分の父や母と同じぐらいの方々。。。

 

その高齢者の方々の中には、

痛みが我慢できないからもう死にたいと言われたり、

脳梗塞で、体が思うように動かなくなり、

それまで、自由に動けたから余計に、

今の自分の体を恨めしい、死んでしまいたいと言われたり、

こんなみじめな体で生きていたくないから

水留に連れていけと言われたりする方がいる。

 

ある日も、足が痛いから死にたい。

こんな体が恨めしいから、死にたいと、言われる90代の女性に、

『そんなこと言うもんじゃないよ』と言った。それでも駄々をこねたように

我儘を繰り返す。死ねるところへ連れていけとかなど言い続ける。それで

『今まで頑張って働いてきたのだから、

今は神様から頂いた、休憩の時期だからゆっくり体休めてね。』と伝える

『そう今まで、よ~く働いたよ』と、言われる。

創始てなだめていても。また、死にたいと言われる

『お迎えが来たら、誰でも死ねる日が来るから、それまでは、生かされた命、

行きなきゃいけない理由があるのよ。だからそんなこといわないでね。

○○さんは私の母と同じぐらいの年齢ですよ、

生きていてくださるだけで、家族はうれしいですよ。』というと

 

『あんた、そんな高尚なこと言うね。。。』といい。それ以上我儘を言わなくなった。

 

土砂崩れや、水害、地震、コロナで、多くの命が

瞬く間になくなっていき、多くの人が悲しみに包まれている中で

自分がふがいないから死にたいなど言う言葉を聴くと悲しくなる

 

まだまだ生きていたかったであろう方々が亡くなっているのだ。

 

それを思うと、どんな形であれ

人間として、今生かされていることの訳を考えないではいられず

また、今生かされているこの状況を大事に経験しておかなくてはと思うのです。

 

人としてこの世に生まれてこれる機会は、とても稀で

中々ないものなのだよと言う教えを祖母や母から受けてきた

 

人として頂いた命。

どんな状況であれ、今を大切に生きていく使命が私たちにはあるのだ

命の限りに

どうせ生かせれて、生きていられるのであれば、その一瞬を、

後悔なく、楽しんで喜んで感謝して生きていかなきゃ

まだまだ生きていたかった方々に申し訳ない。

 

今ある命を大切に、人として頂いた命を有意義に生きて、

たくさんの経験をさせてあげなきゃともうのだ

たくさんの感情を経験し、人生の苦しみも悲しみも経験してこそ

喜びをより一層ありがたく感じるし

 

魂を成長させて太らせなきゃと。

それがいま命ある人たちの役目だと私は考える

だからお迎えが来るまでは できる事を一生懸命して

生ききる。

それが生かされている私たちの役目。

 

そして、いつかお迎えは必ずだれにも来る。

その日まで、自分しか生きることができない人生を愉しんで生きましょう

悲しみも苦しみも、今だからこそできる経験だからそれも愉しむといい。

自分から、命を絶つなど、亡くなった方々に申し訳ない。

 

学生さんたちは、夏休みがそろそろ始まる頃だろう

学生の時しか経験できない時間も沢山ある。

素敵な日々をみなさんに送っていただきたい。

命の限り

今日に感謝を込めて最高の朝を