私は、頼まれたら、断ることが苦手なタイプだと思う。

それは、相手が、困っていいるのだろうと、思いはかったり、

その人が、自分を信用して、頼ってくれて必要としてくれていると思うから

必要とされると人は張り切りもするが、そこに相手との信頼や絆を感じるから。

 

たとえば、 頼まれごとをされて、引き受けるとする。

 

そこには

私の時間と労力が、当然使われるのだけれど、

それよりも、なによりも、もっとも使うのは

『こころ』である。

 

どんな仕事も頼まれごとも、

自分の時間や労働力に必ず、『こころ』が伴う。

 

依頼者への、情というか、尊厳というか、信頼というか

心を動かすことがあるから、引き受ける。、

 

逆に、自分が依頼者になる時も、

相手の、大切な時間と労力を頂いて、尚且つ、

私のために労を費やしてもらうとき、

そこには必ず、相手から私への、親切な思いやりの『こころ』がある。

それを私は忘れては、ならないと思う。

そう思うと、感謝してもしきれない。

 

また、労を費やした時、『こころ』をも、費やしてもらえるに

値する、人間でありたいと思う。

 

くどいようだが、

どんな仕事も

相手の時間と労力だけでなく、そこには

思いやりや、情やあいての『心』をいただいているのを忘れてはいけない。

 

何でも、頼んで、やってもらって、当たり前なんてことは、何一つ無いのだから。

時間と労力を使って、何かをして下さるその人のこころも

頂いていることを忘れず感謝したいものだ。