先日から、仕事上のスキルアップで、思うところがあり
「中村天風さん」の本を読みあさっている。
今読んでいるのは過去に、中村天風さんのが語られた、講演
などの内容に関するもの。
その中に『幸福な人生をつくる』 ことに関しての
アドバイスの一言がある。
ひとつは
『他人に好かれる人になりなさい』 とある
ほ~そんなことで幸福になれるの?と思った人もいるかもしれないが
『他人に好かれる人になる』って、難しいよね。と私は思った。
私はまず、人を好きになろうと思っている
他者を自分が、好きになるように思うことも難しいかもしれないのだけれど
私の場合は、自分からはとにかく、
出会う人にはどんな時も、好意をもって対峙しようと思っている。
それで、天風さんは
『他人に好かれる人になる』には
1、あまり好き嫌いの無いようにしてごらん。。。
というもの、
これ結構難しいかも、
今の私は、以前の私に比べて、好き嫌いはほとんどない。
幼い頃の私は、すご~くはっきりしていた。
『竹を割ったような性格』というものにあこがれていて、
意味をはき違えていたからだ。
それは、はっきりしていることだと思っていたから、
好き嫌いをはっきり言い過ぎていた。
お恥ずかしい限り。
『竹を割ったような性格』には今もあこがれているが、
自分を振り返ると、自分の失敗に関しては
いじいじしていて、お恥ずかしいことに、決して
『竹を割ったような性格』といえるほどではない。
他者には寛容になってきたと思っている。
ということで、
今でこそ、あまり好き嫌いはないが、
苦手~と思う人はいる。
出来れば関わりたくない人もいる。
仕事上関わらなきゃいけない人もいる。
それで、天風さんは
他人に好かれようと思ったら、あまり好き嫌いの無いようにすることだと言っていいる。
そして、
2、嫌いな相手には、努めて親切にしてごらん。。。と
『他人に疎んぜられる前に、他人を疎んずるな』とエマーソンは、言っているそう。
まあ、目は口ほどにものを言うといいますからね。
苦手な人や嫌いな人と面と向かうと自然に体に力が入って、構えるから
相手にもそのエネルギーが伝わりますからね。
苦手な人や、嫌いな人と対峙するときは、
私は
《案ずるより産むがやすし。すべてスムーズに運ぶ大丈夫、大丈夫神様が守ってくださる笑顔。笑顔。》と
自己暗示を心の中でつぶやいて
対峙するようにしていますが、
人間?私?は
不意を突かれたら弱い。(・.・;)瞬時に対応できなくて、失敗することもあるので、
最近は不意をつからた時は、少し考える時間を下さいということにしている。
即座に返答しない。
または、相手へのセリフに対して返事をすぐに返さない。
努めて親切にしても嫌な奴は嫌な奴なのだけれど、
人の親切に乗っかって、より権力を振りかざす人もいるのだけれど、
最近はそのような人をみると、気の毒な人だな~と思ってしまう。
ついつい疎んじてしまうな~。
天風さんは人間どうし生きている限り、
お互いに解けあって、温かい気分がなくてはだめだと言われる。その通りだと思う。
だから、好き嫌いのはなはだしい人は、心を入れ替えなさいとも。
今の私が、ほとんど人の好き嫌いを言わなくなったのは、
長年生きてきて、好き嫌いは人生を生きるのに
不便を生じて、生きづらくする、
スムーズに事が運ばなくなると気づいたから。
人を好きになり、仲良くすることのほうが、
生きやすく、物事がスムーズに運ぶ。
摩擦がなくなると気づいたからなのだが、
それでもっても、いまだに、この人と付き合うのは大変な人だな、と感じる人はいるものだ。(笑)
人を好き嫌いで判断しないこともとても難しいことだけれども
今日は、人を疎まずすごしましょう。(*^^)v