人生とは行である。。。。。
20年ぐらい前に、この詩を聞いて、そうーかー!なるほど~って思って、
部屋中あちら、こちらに書いて貼って。。。
心のどこかに、いつもその言葉は残っていたものの、
かなり忘れていた。
先日、比叡山の大阿闍梨の酒井雄哉師の本を読んでいて
いきなり、思い出して、そうだった~と。
その文章をご紹介したいので
端折って記載したいと思ます。
みなさんにも、今日一日を、そして明日一日を大切に生きて頂きたいので
生きることにつかれている方にも
生きることこそ、行なのだとお知らせしたいので。。。。
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この世に生まれてきたということは、僕たちは仏さまから
『お前ちょっと娑婆へ行っていろんなことを勉強して来い』って
言われて、命を預かってきたんだと思う。だから、人生の宿題は
生きている一日一日の自分の論文を書くことなんじゃないかなと思うんだ。
一つとして、同じ日はないしな、
やっている行動は同じようなものだけど、その日その日は違う。
その一日一日の積み重ねで自分だけの一生の論文を書いているんだよな。。。。。。。。
。。。。。省略。。。。。
人生というのは、すべて『生きる行』だからね。
行者のような恰好をしてむずかしいおきょうをよんだり、滝へ入ったり
するようなことだけが行じゃなくて、毎朝会社に行って働くことも、
家業の商売をすることも、何だって行なんだよ。
修行とは、『行くことを修めていく』ことだからね。
それぞれ、みんな生き方も違うし、考え方も違う。
やっぱり、『自分はこの世の中に何しにやってきたのかな』、と考えて
何かやるべきじゃないのかな。
前向きにとにかく一歩ずつ一歩ずつ、
自分の行く道を考えて進んでいくことが大切なんですな。
比叡山大阿闍梨 酒井雄哉師のことばより 《 『続一日一生』 朝日新書より抜粋》
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