週末は『祭WIHT THE KYUSHU』というイベントに行ってきましたよ~。

『ユネスコ文化無形遺産』に登録された九州5の5か所の
『山 鉾 屋台行事』が一同に集まる記念イベントを観てきました~。

 

なんせ、私は九州生まれで 生まれた日がそのお祭りの日なもんで
お腹の中にいるときから、お祭りの『御神楽』を聞いているものだから
『御神楽』が流れたら、『血が騒ぐ』(笑)
ジッとなんてしていられない。

私の生まれた地域の山笠は
『飛畑祇園山笠』

 


夏になると、お祭りの日の2か月ぐらい前から
お祭りを守ってきてくれた人たちの準備が始まり、(一年中何らかの活動はしているけれど)

1か月ぐらい前からは町のいたるところで、『神楽囃子』の
太鼓や鉦、ちゃんぷくの練習の音が街に流れる。

 

このお囃子は町内ごとにある町内の山笠もあるし、大人の担ぐ山笠のお囃子も聞こえる。


町内の山笠は男の子も女の子も参加でき、人形山笠などの山笠を神社まで引いていく。

 

2歳ぐらいの子でも、上手に太鼓を叩く。
子供たちは太鼓や鉦が大好き。
順番の列を作って、自分が叩ける番を待つ。
それを指導しながら見守る町内の大人が見守る。

 

そして、中学以上になると、区に4つある大きな山笠に移行する。


中学生中心の『小若山笠』 これは以前は女子は触ってもダメだったが
今は、時代の流れで、女子も参加できるようになって来た。
しかし、山笠を担ぐのはやはり大変なので、男子の出番になる。 

そして、高校生からは大人の山を担ぐことになる。
『小若山笠』に比べて高さも重さも大きくなる。

重量は2.5トンといわれているが、昼は『幟(のぼり)山笠』、

夜になると、12段、309個の提灯山笠へ姿が変えする。

山には、お囃子方や提灯を管理する執行部などの大人が6人ぐらいは乗り込んでいるから、
かなりな重量になるとおもう。
それを引くのではなく、男たちが肩でかついで町の中を神社へ運ぶ姿は
なかなかの、見もので勇壮である。

 

何年か前、知人を招待した時、
街の中を神社へ向けて山が動いた際、
街の車道は山笠が優先で、
山の執行の人たちがすべて、体を張って交通整理をして、
車を止める姿を観て、かなり驚いていた。

この日だけは、お巡りさんよりも、山の人たちが上手に交通整理する。

 

山笠のことを書きだしたら止まらない。
今年の夏まつりは、『ユネスコ無形文化遺産登録記念』のため
特別でかなりな見ものだろうと今から楽しみなのである。