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#429 風炉のお茶席着物 5月6月は何を着る?
https://youtu.be/AzYhY66CFQI
5月初旬から10月末までの期間、茶の湯のお点前は風炉のお点前に切り替わります。
着物カレンダーを厳密に適応すると
5月は袷、6月は単衣、7月は薄物となります。
気候変動や生活様式の変化もあり、正式なお茶会や公式行事などを除けば、ある程度の変更は許容範囲といえます。
5月の段階でも単衣の着用や、6月での薄物着用など、前倒しで着用することも視野に入れておきましょう。また着物の汗対策や稽古前や稽古後の適度な水分補給も忘れずに。
【五月の着物】
新緑の季節、風薫る5月といわれる季節。若葉や草花を感じさせる色合いが似合う。その日の気温などを念頭に袷着物と単衣着物を併用するとよいでしょう。襦袢については単衣着用でも特に問題ではありません。帯揚げについては薄手の綸子や縮緬のものが合います。
【六月の着物】
正式には単衣です。
袷着物に比べて単衣仕立ての着物は所有枚数が少ない傾向にあります。その場合、色無地で一つ紋のものがあれば、広い範囲での応用が利きます。
お召や縮緬のものを単衣で着用、具体的には訪問着や付け下げを基軸にしたコーデを考えます。
6月後半にもあれば猛暑日となる日が増えます。その場合は絽など夏着物の着用、夏帯も視野に入れましょう。
一律的な判断はむつかしいので、茶会の趣旨や格式、開催時期、開催時の気候や天候、師範の考えなど総合的に考えるとよいでしょう
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