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#420 男性のフォーマル着物
~正装・準礼装・略礼装・お出かけ着の区別~
https://youtu.be/2ltxkUW1pwI
7代目の補足解説
正装(第一礼装)
黒地に羽二重またはしぼのある縮緬生地を基調とした着物。
それに羽織と袴(いわゆる縦縞の仙台平)が正装。
紋は染め抜き5つ紋。
帯も西陣織や博多織など無地感のある格調高い角帯を使う。
改まった席での装い
黒紋付は最上格の第一礼装となり五つ紋
結婚式であれば新郎やその父親・仲人、
また受勲式や宴席での主催側が着用、
神社への参拝などにも着用します。
《小物》半衿・羽織紐・扇子・足袋・雪駄の鼻緒は白。羽織紐は房が大きめものを選びます。
準礼装
いわゆる色紋付
色紋付は五つ紋を付ければ黒紋付と同等の最上格
三つ紋・一つ紋にすれば少しカジュアルダウンする準礼装友人の結婚式やパーティーへのお呼ばれの席に相応しい格に
黒以外の色、茶系やグレー紺などを基調とした日向紋を入れた着物。羽織はかまを着用する。
略礼装
羽織に袴。将棋で言えばタイトル戦に出る棋士は羽織袴姿。紋は入っていないこともあります。羽織と着物は別々です
お茶の着物も格としては略礼装です
ただし、お茶席では袴をつけますが、羽織は着ません。
※十徳着用は上級者のみ
一般的には、一つ紋を入れたお召の着物に、縞の仙台平か無地のお召袴をつけ、雪駄着用。落ち着いた色合いのもの
紬やウール、木綿着物は普段着、お出かけ着に分類されます。
フォーマル度は下がりますので気軽に着たいときにおすすめです
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