アンティーク着物はどんな着物? | 大賀屋呉服店7代目「いいきものがかり日記」

大賀屋呉服店7代目「いいきものがかり日記」

創業220年目を迎える岡崎市の呉服店7代目。新聞記者(企業取材)➡コンサルファーム➡着物屋で現在。スポニチ、中日新聞,地元ラジオ局など掲載歴多数、各種講演も実施中。主に岡崎市内の出来事や日本文化、老舗経営や映画について書いてます。趣味は映画鑑賞、読書、将棋

岡崎きもの語り人 おおがや7代目です

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本日のテーマ「アンティークきものとは?」

https://youtu.be/0-5CUhhGJy0

https://youtu.be/0-5CUhhGJy0 


インスタ隆盛の昨今、色鮮やかなアンティーク着物の愛用者が増えています。

といっても実は定義あいまいです。



100年前の手仕事を手入れし続けた本物のアンティークもあれば、ユーズド着物の商売上の言い換えもあり、新品のアンティークテイストというよくわからないものまで。。。


元来は明治大正~昭和中期までのモダン着物全般のことを指しますが、ときにあいまい、玉石混交なのが実情です。



正確な定義はむつかしいですが、昔おばあちゃん、ひいおばあちゃんが若いころに着ていたかわいいレトロ着物、くらいのイメージが一番わかりやすいかもしれません。


ただアンティークを取り入れることで、

ワードローブの選択肢、おしゃれの幅は広がりますし、

大正・昭和初期の色彩感覚、柄のとり方は時に大胆。現代にはとても新鮮に映ります。

ご家庭のタンスの奥に、眠れる掘り出し物があるかも。



 当店では古典柄が中心で、


アンティークそのものは積極的に扱っていないのは残念なのですが、


個人的には興味のある分野です。


ただアンティークといっても各種あります。


 


簡単に言うと本物のアンティークもあれば、雰囲気を重視したアンティーク調があり、これは根本的に違うのですね。


古着そのものをアンティークと言い換えているパターンも散見されますし。。


おもに大きく分けて3つほど。


 





①明治・大正・昭和初期にかけてつくられた正真正銘、


本物のアンティークきもの。


その当時から保管されて現存しているものを指します。


大胆な柄、斬新な色使いが多く、ロマンある雰囲気が特徴です。


注意点として、丈や裄があうことが少ない。


というのは当時の女性の身長はいまより5~10センチ程度低く、


体格が違います。実際反物の幅からして違います。


背の高い方、腕の長い現代人とは違うということも頭に入れておくとよいでしょう。


 


②いわゆるユーズド品全般、古着の総称


 


最近の着物でも袖を通していない、


もしくは通しても数回という比較的状態のいいものを扱うお店が、


アンティーク専門店と看板を掲げているケースがあります。


広義の意味ではアンティークといえなくもありませんが、


イメージと異なることもあるので、現物を確認することをお勧めします


 


③ブランドもの、デザイナーが作成したアンティーク風着物


 


いわゆる新品ですが、大正期のデザインを現代にアレンジしたもの。


芸能人やアパレルブランドが手掛けることが多々あります。


ファッション性を重視し、手軽に着られるよう反物ではなく、


仕立て上がり既製品の状態で売られていることが多いのも特徴です。


 


 




これらはあくまで商品流通上の話。もちろんご家庭のタンスに眠る昔の着物も立派にアンティークといえます。


あくまで個人的な意見ですが、


アンティークきものはビビッドな色使い、大胆な柄を使うことが多いので、


羽織や長着、帯、半襟などすべての小物類をアンティークにまとめると、柄


同士、色同士がケンカして個性を打ち消しあうことがあります。


下手すると下品な組み合わせになりかねないむつかしさがあります。


スパイスをきかせるがごとく、無地を織り交ぜるなどの工夫で一層際立ちます。


 


お手持ちのアンティークきもの。


コーディネートに迷ったときはご相談ください。


アドバイスくらいならいつでもしますよ。


当店は古典柄が得意な呉服屋

大胆な色遣いにもクラシカルな要素を織り交ぜると、


着姿が締まります。お気軽に店頭お尋ねください


城下町に着物姿を増やしたい男、おおがや7代目でした。

 

お着物に関するお困りごと、お気軽にご相談ください。

 

 




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