結婚式の着物 新郎新婦の母親はなぜ黒留袖を着るのか | 大賀屋呉服店7代目「いいきものがかり日記」

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岡崎で創業222年。大賀屋呉服店です
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#393 結婚式のきもの 新郎新婦の母親が黒留袖を着る理由

https://youtu.be/xGr16g999M8

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「既婚女性の第一礼装」

・留袖の定義

・名前の由来と歴史的経緯

・誰がどんな時に着用する着物か

・結婚式で黒留袖を着用する理由

・比翼仕立てとは

・黒留袖の柄について~柄の位置と文様~


黒留袖とは上半身は無地、

裾に模様の入った地色が黒い礼装着物を指します


婚礼の儀(結婚式・披露宴)に

①新郎新婦の母親、

②新郎新婦の近しい親族(祖母・おば・姉妹)

③仲人夫人

などが着用します



ポイントは


黒留袖とは上半身は無地、裾に模様の入った地色が黒い着物

紋は背中、両胸、両袖に計5か所。染め抜き日向紋

柄は縁起のいい、吉祥文様や有職文様

仕立て方は比翼仕立て

→衿、袖、おくみ、裾まで外から見れば着用しているように見える。

白の羽二重を着用しているように見える。



襦袢は白で生地は綸子、繻子などを選びます。

衿も塩瀬の白襟で、

帯揚げも白地に金銀入りの綸子や総絞り。

帯は袋帯で金銀の入った錦織や唐織。結び方も二重太鼓です。

扇子は黒骨で地紙が金銀のもの



誰が着用するか

①新郎新婦の母親

②新郎新婦の近しい親族(祖母、叔母、姉妹など)

③仲人夫人、媒酌人

→招待する側が礼を尽くす装いが黒留袖

→友人や同僚、仕事仲間などが黒留袖を着用するのはマナーに反する



【黒留袖はお祝いの席に着る既婚女性の第一礼装】


黒留袖は既婚女性の第一礼装です。結婚式の新郎新婦のお母さま、親族、または仲人の装いというイメージ、それを思い浮かべればほぼ間違いありません。

上半身は黒の無地で柄がありませんが、裾周りに絵羽模様が施されています。吉祥や有職文など、おめでたい柄を基調に友禅染や刺繍など華やかなのが特徴。生地は羽二重や縮緬。染め抜きの五つ紋です。仕立ては比翼仕立て。白の羽二重の生地が、袖口や衿、衽、裾など見える部分に縫い付けられています


体長や年齢などに応じて柄の大きさが変わります。一般に、小柄な方、年配の方には柄の位置が低い着物がバランスがいいとされています。


何枚も所有したり買い替える着物ではありません。着るときは親族の結婚式や自らが主賓、主役の式典が多いです。人生のなかでも飛び切りのお祝いの時、思い出に残る着物だけに慎重に選びたいものです。


襦袢は白で生地は綸子、繻子などを選びます。

汗を吸い静電気が起こりにくいのでお勧めです。衿も塩瀬の白襟で、きものが2枚に見える比翼仕立てを衿、袖口、振り、おくみに施します。帯揚げも白地に金銀入りの綸子や総絞り。帯は袋帯で金銀の入った錦織や唐織。結び方も二重太鼓です。扇子は黒骨で地紙が金銀のものを選びます。慶事用の末広として呉服店で販売しています。


草履は台が高く、鼻緒と台が同じ素材の布か皮革製の同一素材で選びます。白・銀・金などの豪華な配色です。


格調高く、折り目正しく、襟を正して着るのが黒留袖。礼を尽くすための礼装であるということを覚えておきたいです。



【色留袖は未婚・既婚を問わない女性の第一礼装】


黒留袖同様、すそに絵羽模様を施し、地色が黒でないものを総称して色留袖といいます。こちらも染め抜き5つ紋が多いですが、三つ紋にして略礼装にする場合もあります。紋の入れ方で装い方が変わります。黒留袖は有職・吉祥文様ですが、色留袖は草花など優雅な文様もあります。


黒留袖同様、礼装用の扇子を帯の左上にさします。襦袢は白またはぼかしの淡いものを合わせます。比翼は5つ紋なら付けますが、三つ紋であれば省略することもあります。


黒留袖と同じ第一礼装ですが、こちらは未婚既婚問わず着ることができます。黒留袖に比較して自由度が少しだけ高い着物です。ちなみに園遊会では黒留袖ではなく、色留袖を着ます。


色遣いは淡くて品格を感じさせるクリーム系統のものが多いのは、礼装であることと無縁ではありません。こちらも黒留袖同様、きっちり礼を尽くした装いになります。かしこまったパーティーやお茶会、園遊会などに向いた第一礼装です。


留袖は30年以上にわたり着たり、親子間で受け渡せる格調高い着物。大切に着ていただきたい格調高き一枚です。


当店の得意とするお着物です。お気軽にご相談ください。


城下町に着物姿を増やしたい男、おおがや7代目でした。

 

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