その503 | 大鐘 稔彦のブログ

その503

☆9月に入ってさしもの猛暑も和らいだ。しかしまだ暑い日もある。昨日も海が恋しくなって、いつもよりやや早い4時半過ぎに浜へ出て泳いだ。水温は28度はありそうで冷たい感じはない。泳ぎ納めをどこまで伸ばせるか、2,3年前から卓球仲間の薬剤師田浦さんと競っている。去年は確か私が勝って、10月に入っても泳いでいたと記憶している。

 背泳が少し上達した。クロールよりは長い距離を泳げる。疲れればそのまま手足を投げ出し、頭もつけてぷかぷか浮かんでいる。真青の空に旅客機が白く映える。地球に生まれた幸いを思うひと時だ。

☆しかし、一人悦に入っておられない。地球のあちこちで不穏な動きが起こっている。最たるものは北朝鮮の核実験だ。原子爆弾の100倍、水爆並みの核兵器を開発したとも伝えられた。

 もっとも、この国の狂気は今に始まったことではない。大韓航空爆破事件で韓国にとらえられた金賢姫が、恩赦により死刑を免れて韓国にとどめられて書いた自伝を読めば、北朝鮮がどんな国かが如実にわかる。一言でいえば愚かな国であり、ばかげた思想に洗脳された国民はいつかその愚かさに気づくだろう。

核兵器の開発に躍起となっている政府に税金を吸い上げられ、国民の多くは貧困の極みにあるとも聞く。

☆地球の一方の端、人類発祥の地とされるアフリカでも多くの民が飢えと病気に苦しんでいる。文明国では癌が最大の死因だが、この国では伝染病で死んでいく人間が大多数だ。栄養失調でウイルスや細菌にあらがう抵抗力がないのだ。オードリー・ヘップパーンヤダイアナ妃は、こうした国々の、格別幼い子供たちの命をいつくしんで手を差し伸べた。もし神が天地を創造したとしたら、地球のこの惨状をどうみなしているのだろう?神の存在を信じている人々に問いたい。