五式半潜攻撃艇(はせ艇) | 大神回天基地ブログ

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太平洋戦争末期に出現した特攻隊。大分県日出町にあった人間魚雷「回天」の訓練基地・大神基地の歴史や基地設備及び「回天」の開発経緯・構造・作戦内容(神潮特別攻撃隊)を紹介します。また大神基地に関連した空母「海鷹」等の艦艇や使用武器について紹介もしていきます。

回天の話題とは関係ありませんが、回天十型や電気魚雷について調べていた時に見つけた陸軍の五式半潜攻撃艇の図面と性能等をあげておきます。

本土決戦に備え、敵輸送船を標的としていたようです。

開発の経緯等の後程まとめたいと思います。




【主要諸元】
 型式  木鐡交造製半潜型
 全長  10.000米
 最大幅 1.500米
 深さ  1.500米
 自重  4.000米
 平均吃水
 半潜  1.500米
 浮上  1.200米
【速力(半潜)】
 速力/状態 魚雷装備 魚雷無装備
  最大   7節    8節
  常用   5節    6節
【航続時間】
 30時間
【主機械】
 60馬力「ジーゼル」発動機1基
 始動用電動機・充電用発電機
【兵装】
 火薬噴進式簡易魚雷又は
 45糎電気推進式魚雷
 各1・艇外舷側
 爆雷約1瓲×1 船首木製部
 不可視信号機×1(所要に応じ装備す)
【乗員】
 2名