特攻殉国の碑を訪ねてー川棚突撃隊があった地にてー | 大神回天基地ブログ

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太平洋戦争末期に出現した特攻隊。大分県日出町にあった人間魚雷「回天」の訓練基地・大神基地の歴史や基地設備及び「回天」の開発経緯・構造・作戦内容(神潮特別攻撃隊)を紹介します。また大神基地に関連した空母「海鷹」等の艦艇や使用武器について紹介もしていきます。

去年の画像で申し訳ありませんが、アップさせていただきます。長崎県川棚町にある「特攻殉国の碑」です。

ここはかつて水上特攻兵器「震洋」の訓練基地があり、大神基地の搭乗員も基礎訓練にいたこともある深い縁のある地です。



殉国の碑の看板


碑と資料館です。資料館に入るためには予約が必要でした…(^^;)))


看板の近くにあった図面です。今ではのんびりとしたところですが、周囲には工場や司令部地下壕などがあり、当時の川棚が第三特攻戦隊川棚突撃隊の重要な拠点だったことがわかります。


殉国の碑です。建立の経緯と亡くなられた方々の御名前が刻まれています。
1分間黙祷をさせていただきました。



資料館の入口付近には震洋の模型が展示されていました。


当時の桟橋に使われていた板。



周囲には当時の遺構はほとんど残されていません。海上にあるコンクリート構造物のみです。


アップしてみました。少しボヤけています(^^;)))


川棚は回天搭乗員だけでなく、特攻作戦を調べる上でも外せない重要な拠点の1つです。時間はかかるかもしれませんが、少しずつでも資料を収集して調べていきたいと思います。