日本人の学習能力を測る“ものさし”は欧米人とは、まったく逆の“ものさし”が必要なのかも知れない。
欧米人の能力は、他人よりも優れているという個人差だったり、今までにない新しい発想だったり、皆との“違い”で、どうしても格差が生まれてしまう。
欧米では進化する時、理解力に格差が生まれてしまう。
しかし!
日本人の場合は周囲と気持ちをシンクロさせる一体感で[意思疎通]もとれて、そんな均一性で考える共通の基盤もできあがっていくので、ヒントも共有できて、周囲の気付きも積み重ねている。
欧米人にはない他力本願な学習能力で簡単に成果を上げている。
進化して[プランB]に変化しても、ちゃんとついていけるので、個人差はなく、底上げされていく。
群れて飛ぶ鳥は、一瞬で上下左右に方向転換して、けっしてぶつかることはない。
一瞬で意志を共有している。
能力はと個人差のことだけど。
しかし!
周囲を出し抜く能力を失って、テレパシーのような無言の会話能力を獲得している。
能力は、何かを進化させた時に、何かを失っている。
やはりイノベーションには才能が必要で、もっと多様な人材が必要なのかも知れない。
「自閉症」で検索すると。
自閉症は流動知能は高いけど結晶化する知能は低いという記述がある。
自閉症の中に、理数系で才能を発揮する人がいるという。
ここでも何かを得た時、何かを失っている。
一本足打法からヒントを得ようと、何度見直しても何も気付かない。
そのままの形を見ているからで、一本足打法が結晶化して、そうとしか見えない。
しかし!
何も気付かないのは、その方が正常なのかも知れない。
そのまま見えているのは脳が正常だからで。
もしかして!
違うものを思い描いている気付きの方が異常反応なのかも知れない。
「インサイドアウト」という漠然としたイメージがあって・・・。
一本足打法の周辺にある知識を思い出して・・・。
両者の間にあって、両者が繋がっていく言葉、それがヒントだったり「そうか!」という気付きだったりして・・・。
連想ゲームかも知れない。
「自閉症」で検索すると。
自閉症は[流動知能]は高いけど結晶化する知能は低いという記述がある。
やはり!
自閉症は、何らかの障害で。
正確に認識する能力が欠けている。
ひらめきや気付く能力は[流動化知能]で、同じ様に何かを得た時、何かを失っていくのかも知れない。
そして!
医学が進歩して自閉症の治療法が確立した時、理数系の才能の育て方も確立していくのかも知れない。
生成AIは正解を答える方向で研究が進んでいる。
人はイノベーション能力を高めていく方向で進化している。
両者は正反対な方向に進化している。
何かを得た時、何かを失う。それで良いのかも知れない。
そんな時、日本で開発される生成AIと欧米で研究される生成AIは、まったく違う進化をしていくのかも知れない。
欧米の能力の概念は周囲を出し抜くことで、日本人の能力のイメージは、まったく違うので、面白いことになるのかも知れない。
そして生成AIは自動運転のように[プランA]として進化して、人工知能は[プランB]なのかも知れない。