あるアイドルグループのプロデューサーが「東大にいった人間が東大を批判するのならともかく、東大にいけなかったヤツが東大を批判している。」と言ってたけど、身近に東大を評価しない人間がいるのかも知れない。
たしかに!
既存の価値観に対して批判するのは挫折をした人間だけで。
彼は、そんな挫折し、屈折した感情に意味を感じないのかも知れない。
とくに挫折した人間は執念深い。
ただ!
何度も何度も批判する。そんな執念深さから生れてくる気付きもあって。
ベートーヴェンは耳が聞こえなくなってから、あの有名な曲を作曲している。
ドイツの番組では、ベートーヴェンの挫折した様子を時間をかけて再現している。
もう希望を失い、出世欲も名誉欲も無くなって、残ったのは美意識だけだったのかも知れない。
ベートーヴェンの致命的な病気と空想力には因果関係は、あるはず。
「プライドが高い」で検索すると。
・頑固で自分の意見を押し通す
融通がきかない
・負けず嫌いで常に勝ち負けで判断する
・自分が間違っていても素直に認められない
・完璧を求めすぎて一切の妥協ができない
ベートーヴェンは人一倍プライドが高く、出世欲や名誉欲が強く、高みを目指していたのかも知れない。
そんなベートーヴェンは挫折したボジションにいる。
秋元康氏とは正反対に、ベートーヴェンは、そんな挫折し屈折したポジションにいて。
むしろ!
既存の体制に意味を感じなくなってしまった。
とくに挫折した人間は執念深い。
ただ!
何度も何度も批判する。そんな執念深さから生れてくる気付きもあって。
ベートーヴェンは耳が聞こえなくなってから、あの有名な曲を作曲している。
日本では模範解答しか認めず、正解は、一つしかなく、それ以外は排除して、偏差値大学から才能が育たなくなってしまった。
「壊血病」で検索すると。
かいけつ病は大航海時代に船乗りが新鮮な野菜が食べられなくて、ビタミンCが不足して、かかった病気とのこと。
患者の写真を見ると、身近に摂取できるビタミンCの不足で、そんなにも悪化するのかと驚く。
ビタミンCの不足という、ささいな原因で才能のある船員を失ってしまった。
自閉症児にも、そうなってしまう、なんらかの原因があるはず。
自閉症の中に理数系で才能を発揮する人がいるらしい。
もともと優れた才能の持ち主が、わずかな疾患が原因して、致命的に悪化しているのかも知れない。
自閉症で、優れた学者を失ってしまった。
医学が進歩すれば、そのことに気付いて。
もしかして!
ベートーヴェンのように、才能に恵まれた人が、挫折したポジションから見えている風景は、名誉欲に囚われている心理では見えない風景が見えて。
ベートーヴェンの心理状態を想像すると、純粋な美意識を感じることができるのかも知れない。
[負の資質]からも才能は生れている。
というか!
才能は欠点・欠陥から生れている。
100mの金メダリストにマラソンでの記録が期待できないように、そもそも才能には偏りがあって。
総合点をつけると、才能は埋もれてしまう。
才能は、そもそも欠点でもあって。
才能は非科学的な思考からも生れてくる。
東大には学習障害児もいなければ、ベートーヴェンもいない。
ベートーヴェンのように、才能に恵まれた人が、挫折したからこそ気付く。
ベートーヴェンは挫折して、全てを失い、既存の価値観や現状維持に意味を感じなくなっている。