「整合性」で検索すると。
整合性とは、2つの事柄の間にずれや矛盾がなく、ぴったり一致していること。 論理に破綻がなく辻褄が合っている状態を指し、データや政策、意見などさまざまなことに使える言葉です。 ビジネスシーンでは、データ・資料内の数字やプレゼンでの発言内容の整合性をよく求められます。
『スターウオーズ』は、父親がダースベイダーという奇妙なストーリーだけど、ジョージルーカス少年にとって父親はダースベイダーのような存在だったらしい。
『インサイドヘッド』の監督は、自分の娘が鬱になってしまった。娘の回復を願う気持ちはあっても「どうすれば良いんだ!」と悩み苦しんでいる。
ストーリー展開には無理矢理感があるけど、ストーリ展開の整合性よりも、ピクサーのCEOは実体験から生まれるリアリティーを重要視している。
「リアリティーと整合性は、一致しなくても良いの?」
そして!
プロファイラーは犯罪現場を見て「犯人は白人で、年齢は〇〇で、職業は〇〇で、知能は高く・・・。」と分析しているけど「どうして、そんなことまで分かるんだろう?」「どこに整合性があるんだろう?」
我々には整合性とリアリティーが一致しない。
ビックデーターの分析には個人差があるらしい。
やはり!
ビックデーターの何処にリアリティーを感じるかは、それぞれの人生経験や教養によって差異が生まれるらしい。
野球でも先人のいろんな発言の何処にリアリティーを感じるかで、分析には差異が生まれている。
たとえ!
整合性に無理矢理感があっても、リアリティーを感じると、その分析には説得力を感じる。
150kmの速球を、ゆっくり感じたり、速く感じたりする。
そんな話にリアリティーを感じる。
リアリティーは整合性を超えている。
しかし!
ピッチャーの投げる球は120km~150kmと絶対的に早く、それを[ゆっくり感]で捉えるのは無理で。
やはり!
整合性は必要なのかも知れない。
発想の転換には、まず!整合性を超えた現実が必要で。
そんな奇妙な経験が必要で。
そして!
150kmの速球を[間延び]で捉えるためには、やはり!整合性が重要なのかも知れない。
映画やビックデーターの分析には、まず整合性を超えた気付きが必要で、やはり!AIには整合性を超えた発想の転換や気付きは無理なのかも知れない。
思考の入口は。
体験という学習能力で整合性を超えていく。
しかし!
150kmの速球に、ゆっくり感を感じる方法。
錯覚を誘発する方法は科学でないと実現できない。
人の感情は、機能として、システムとして存在しているので、解明されていくと、AIにも[体験や学習能力で整合性を超えていく]ことはできるのかも知れない。
人にできるのなら、その機能が解明されると、AIにも、できるのかも知れない。
AIは、すでに記憶力や計算力では、人を凌駕している。
やがて!
AIは、人の学習能力を凌駕していくのかも知れない。
そんな時!
空想のような非科学的な思考で、科学を超えていくことに、人の不思議な能力を感じるのかも知れない。