一本足打法は純粋に日本製で、日本的なものから生まれて、間(ま)のように、日本人好みに解釈をされ、ますます日本的に進化している。イノベーションの成功例かもしれない。
アメリカで生まれたラップはメロディーを失くして退化しているように感じる。
NHKラジオの深夜放送でアストラット・ジルベルトのボサノバを聞いていると、小声でボソボソという歌い方も退化しているように感じる。
しかしスタン・ゲッツのサックスとの相性が良く。
特にテナーサックスは強く吹く楽器ではなく2~3mの範囲に聞こえれば良いと演奏する楽器らしく、テナーサックスとボサノバとの相性が良くスタン・ゲッツのレコードはヒットしている。
退化しているとしか思えないボサノバは、テナーサックスとの出会いで、両者のハイブリッドで再度!進化し始めている。
NHKラジオでジプシーのフラメンコは足で三拍子を刻んで、手は二拍子でカスタネットを鳴らすらしい。
それに二拍子と三拍子を合体させるとウインナーワルツになるらしい。
イノベーションは、偶然!生まれている。
なにかと、なにかのハイブリッドで新しい何かが生まれている。イノベーションの成功例かもしれない。
純粋に日本的な一本足打法とは対極にあって、アメリカではイノベーションで成果を上げるのは外国人らしい。
一つの要因は母国語と英語で考えているので、思考が多様化して、二つ目の思考回路でも考えているので気付くことができるのかも知れない。
「それを言うのなら、英語と日本語が最強の組み合わせじゃないの。」
日本語は始発駅で、英語は終着駅で、入口と出口から考えていると。
やがて入口と出口がつながっていく。
思考の出口は科学でないと意味がないけど、入口は空想でも構わない。
日本人は日本語という最強の武器を持っている。
というか!
イノベーションが生まれてくるプロセスは、一つではなく、多様なプロセスを経て生まれている。
記述式の数学は日本語で考える数学で[科学する]というよりも[国語する]数学で、そこから再出発することで、メイドインジャパンならプロセスを共有しているので、なによりも日本語で考え、日本語で伝えていくことで、どうしてそんな考え方をするのか教えることも理解することも可能で、そこから進化が始まって!日本製の数学は展開して、大成功するような気がする。
一本足打法は純粋に日本製で、日本的なものから生まれて、前足も間(ま)のように日本的な解釈をされ、日本的に進化している。
一本足打法は全てがメイドインジャパンなので教えることもでき、理解もでき、そこからの進化して応用も効くものになっている。
ただ!
前足でのタイミングの合わせ方は、英語の様に結論から考える。
そして、その結論を!
スーツを作るようにピッタリ合わせる“ピッタリ感”から“ゆっくり感”まで広げる。
具体的な方法から“錯覚”まで、いろんな考え方!多様な見方が必要で。
とりあえず考え方を広げてみることは難しくはなく。
タイミングを合わせるという“ピッタリ感”は。
意外にも!
川上哲治の言う「調子の良い時はボールが止まって見えた。」という“ゆっくり感”という真逆な感覚と違和感なく、つながっていく。
多様化から「これだな!」という組み合わせが見つかる。
いろんな結論を設定して考える。
イノベーションに必要なものは多様な考え方かも知れない。