エルビスプレスリーは、ブルースのカッコ悪さに注目して。
レオナルド・ダ・ヴィンチは「注意欠陥・多動性障害(ADHD)」で。
エジソン少年の[1+1=1]と答えている。
才能は100%長所ではなく欠点・欠陥が目立っている。
むしろ!
思考の入口には、天才達の挫折があって、彼らは、そこから抜け出そうとしていると考えた方が良いのかも知れない。
思考の出口は科学でないと意味がないけど。
学者たちの思考の入口は空想で、そして欠点・欠陥からの挫折だったり、そこは才能ではないのかも知れない。
特にイノベーションは技術革新で、100%長所ではなく欠点・欠陥が目立っているので、テストをすると資質を見極めることに失敗してしまう。
「イノベーション能力は100%長所ではない。」という見方が必要なのかも知れない。
レオナルド・ダ・ヴィンチは「注意欠陥・多動性障害(ADHD)」で。
エジソン少年は教師から「おまえの頭は腐っている。」と言われたらしい。
ベートーヴェンは耳が聞こえない。
どうしてルノアールは評価してもらえなかったんだろう?
そして!
先進国の中でイノベーションで成果を上げたことのない大学が、一つあって、テストが原因かも知れない。
イノベーション能力は100%長所ではない。そんな見方が必要というよりも、結果的に、そういう見方になるのかも知れない。
彼のマネージャーはプレスリーの歌が理解できないらしい。
プレスリーの歌は学校で学ぶ歌い方ではない。
日本人の会話は「気持ちは、さっしてくれ。」と、あいまいな言い方をしても、ちゃんと伝わっている。
日本人の感傷的な会話は、女性的というよりも、日本人は右脳で会話をしている。
プレスリーの歌はブルースから生まれている。
論理的に聞いても彼の歌は「変な歌い方だ。」としか聞こえないけど、右脳で聞くと聞こえてくる。
感情は膨らんでいく。
女性は、そんな自分の感情を上乗せして聞いている。
そして耳が聞こえなくなって挫折しているベートーヴェンの気持ちにシンクロするのは日本人くらいで。
映画の中でプレスリーは「日本に行きたい。」と言っているけど、案外!彼を最も理解するのは、右脳で、自分の気持ちを上乗せして聞いている日本人かも知れない。
右脳で理解する日本人とシンクロすると、プレスリーは表面的なカッコ良さを忘れて、達観して歌えるのかも知れない。
ベートーヴェンもプレスリーも、カッコ良さに注目すると聞こえなくなってしまう。
カッコ良さは裏にして。
挫折に注目すると感じる。
彼らを、右脳で理解すると「表と裏が逆で、ひっくり返すと良い。」と、そんな見方をするようになるのかも知れない。
「ドイツ人はベートーヴェンを知らない。」
「アメリカ人はプレスリーを知らない。」
「日本人も長嶋茂雄を知らなかった。」と感じるのかも知れない。
最も!
エルビスと気持ちをシンクロさせるのは、右脳で見聞きする日本人かも知れない。
この映画を見て、日本人は「エルビスを知らなかったなぁ。」と感じるのかも知れない。