エルビスプレスリーのアクの強い歌い方は黒人のブルースに影響されているらしい。
[アクが強い]で検索すると。
① 灰汁②が多くふくまれている。 ② (反感を買うような)強い個性がある。 ひどく個性的である。
[反感を買う]とか[ひどく個性的]という否定的な意味がある。
ブルースは60年代の黒人に対する差別や、黒人の絶望感から生まれてきた音楽で、否定的な感情に溢れている。
しかし悲しさや恐怖心のような感情は伝わりやすく。
プレスリー自身も強く影響され、プレスリーの歌を聞いたアメリカ人も激しく気持ちを揺さぶられている。
そんな先入観で見ると、変な歌い方をするエルビスプレスリーの魅力は理解できる。
プレスリーンの歌は、カッコイイ音楽ではなく、むしろ!かっこ悪い音楽で、かっこ良さを期待すると、あの癖のある歌い方からは何も感じられなくなってしまう。
プレスリーの甘い歌声は魅力かもしれないけど。
しかし!
プレスリー自身も、やがて!かっこ良さを求めるようになって。
かっこ良さを求めるブルースは魅力を失っていったのかも知れない。
ベートーヴェンも同じように絶望感から生まれてきた音楽で、彼の音楽は泣いているように感じる。
ベートーヴェンも、かっこ良さを求めると何も感じられなくなってしまう。
どうしても彼らの魅力は、かっこ良さをイメージしてしまうけど、むしろ!かっこ悪さをイメージすると聞こえてくるのかも知れない。
アメリカ人はプレスリーのブルースに心は揺さぶられ。観客はベートーヴェンを聴くと[感じる]ことで自尊心をくすぐられている。
群れる動物は一匹が警戒音を発すると、群れはアッという間に巣穴に逃げ込んでしまう。
恐怖の感情は伝わりやすく。
それとは反対に安心感は特別に伝えるものはなく。安心感は伝える必要性がない。
プレスリーもベートーヴェンも[負の感情]が強く、それは伝わりやすい。
日本では「教科書は正しい。」と教えるけど。
そうではなく!
肯定ではなく、否定で教える方が、理解は早く正確に伝わっていく。
[負の感情]の方が、早く正確に伝わっていく。
有名人で検索すると。
「〇〇障害児」だったという記述が気になる。
彼らは、実は優秀な子なんだけど、ほんの一部に障害があって挫折してしまうのかもしれない。
脳内麻薬は強い精神ストレスを感じた時に分泌するらしい。
全個体電池の開発には、クリエイティブな空想力が必要で、そのためには脳内麻薬以外に、何があるんだろう?
プレスリーもベートーヴェンも[負の感情]が強い。
黒人やベートーヴェンは、むしろ希望を失っている様子を想像すると聞こえてくるのかも知れない。
プレスリー自身も、かっこ良さを求めて、やがて魅力を失っていったのかも知れない。
必ずしも[魅力=かっこ良さ]ではない。
魅力は能力から生まれてくる訳ではないので。
テストをすると失敗してしまう。
エルビスプレスリーの歌はカッコ良い音楽ではなく、カッコ悪い黒人のブルースだと思って聞くと強く揺さぶられる。
日本の教育は「教科書は正しい」と教えるので何も感じられなくなってしまう。
それとは正反対に[負の思考力]から生まれてきた、カッコ悪いものだという先入観で見ると伝わってくるのかも知れない。