エジソン少年は小学校を3か月で退学している。
彼の人生は、いきなり挫折から始まっている。
『ローマの休日』を書いたトランボは赤狩りで祖国を追放されてしまった。
存在までも否定され、彼は、どうしてこんな事になるのか[答え]が必要で何度も同じことを考えていたのかも知れない。
一本足打法は日本刀のイメージでバットを振ればヒントは山ほど見つかっているのに、殆どの人はスルーしている。
もう少し時間をかけて、後、一歩進めば別世界なのにスルーしている。
トランボは何度も何度も同じことを考えるようになったのは、仕事を絶たれ、収入も絶たれて追い詰められている。トランボは自分の書いた脚本を何度も何度も読み返して、もう現実と空想の境界線が分からなくなってしまった。
エジソンやトランボそしてベートーベンは挫折から出発している。
逃れられない挫折から出発している。
現実をスルーしたいのに。
スルーできない。彼らは[負の思考力]で考えている。
「自我」で検索すると。
フロイトは、人の心の構造を「自我」、「超自我」、「エス」という概念を用いて説明しました。エスとは本能のまま、欲求のままに動く、いのちの衝動です。エスは創造性の源でもあり。
エスは子供という記述もある。
スティーブ・ジョブズは、技術系の社員が「それは無理です。」と言っても我を押し通している。
成功者は[負のエネルギー]で考えているのかも知れない。
空想や妄想は、夢や希望に過ぎない。
実現性を無視して、常識や科学を軽視している。
空想や妄想は、結論から考えている。
空想や夢は一見[正の思考力]のように思えるけど、[負の思考力]を想像した方が、彼らにシンクロさせて同じ思考回路で考えることが出来るのかも知れない。
他人よりも時間をかけて考えているのは。
案外、それは言い訳や言い逃れで。
自分を正当化しているのかも知れない。
周辺のある知識に縋りついている。
彼らは溺れているのかも知れない。
おとぎ話の作者は、その時代自由にものが言えなくて、おとぎ話のかたちで皮肉や批判をしていることが多い。
グリム童話は、実は残酷で恐ろしい話が多いらしい。
創造は破壊から始まっている。
常識を壊したのではなく、自分自身が壊れてしまったのかも知れない。
日本は「教科書は正しい。」と教えるけど。
他人よりも時間をかける執着心は、言い訳や言い逃れで、自分を正当化しているだけかも知れない。
周辺のある、どうでもいい知識をヒントに変えているのは、溺れているからかも知れない。
あえてマニュアルとアルゴリズムを分けて考えると面白い。
マニュアルは正しい結論に導くもので。
もしかして!
アルゴリズムは[負の思考力]の方が多く。
そういう意味でもマニュアルとアルゴリズムは、まったく別のものかも知れない。
日本は「教科書は正しい。」と教えるけど。
エジソン少年は小学校を3か月で退学している。
彼の人生は、いきなり挫折から始まっている。
「教科書は正しい」とマニュアル化しているけど、彼らの思考回路に同期させるためには[負の思考力]を想像した方が良いのかも知れない。