TVでハリーポッターの大きな城を見ながら考えたのは、経営者は一体どんな成功を想定しているんだろう?
観客も、あの大きな城が見ていると映画が現在進行形で、そのドラマの中にいる様なリアリティーを感じさせて観客を興奮させている。
意外と観客はあの大きさに圧倒されて、何かをやり終えたかのような成功体験にも似た達成感を味わっているのかも知れない。
日本人は、成功をイメージしている長嶋茂雄に自分のあるべき姿を見ている!
日本人は自己暗示にかかりやすいのか?
日本人は、ハリーポッターの大きな城や長嶋茂雄に刺激されて空想のスイッチが入っている。
歴史を創ってきた学者達の思考は空想や仮説が多くの割合をしめている。
何が、そんな心理状態にさせるんだろう?
ハリーポッターの城を見ていると、もう常識なんかどうでもよくなってくる。
常識が壊れて再構築されていく。
何年か前、中曽根首相が「人は得意の分野で失敗する」と言っていたけど、人は今までの成功体験で失敗をしている。
日本企業も過去の成功体験を捨てきれず大きな失敗体験をしてしまった。
学者の空想といい、成功体験の否定といい、いつかは常識を捨てることが必要になる。
しかし、それとは正反対に「教科書は正しい!暗記しなさい!」という古い常識を絶対視する日本の教え方では成果は期待できない。
これからは日本の歴史を創っていく生徒を育てなければいけない。
そのためにも常識という過去ではなく、まるで預言者のように未来を見つめる生徒を育てないといけない。
教科書の載っている学者の想像力はテストになじまない。そこに書いてあるのはハリーポッターのように常識なんか、もうどうでもいい!という空想の世界!空想は、それを出発点として、その先を連想することで役に立つ。
日本人は場の空気を読んでついて行く!
日本人は、成功をイメージしている長嶋茂雄に自分のあるべき姿を見ている!そして「プラス思考」「イメージ力」のような新しい価値観を手に入れた。
教科書から、新しい価値観が生まれてくる!
それを感じるためにも明確な答えは、むしろ無い方が良い!日本語は俳句のように広がり膨らんでいく言語で空想には向いている。
答えを見つけるよりも、答えを創作するのに向いている。
日本人は、周囲の人から場の空気を感じ取る感受性が優れている。日本人は周囲の流れを感じると、まるで魔法にでもかかったかのように流されてしまう。
ディズニーランドは日本と本国アメリカ以外は赤字らしい。
しかし日本人は東京ディズニーランドが大好きで、東京ディズニーランドのクオリティーの高さは世界一!
長嶋茂雄といい、おとぎの国といい、どうやら日本人は魔法にかかりやすいみたい。
