雨で家にいるので卓球の話を | 大館健球会

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卓球のラバーはボールが引っかかりやすいように表面がギザギザになっています。よく頭にラバーを押し当てて切れを確認する人がいます。

ボールの表面もギザギザしてラバーに引っかかりやすいようになってます。ボールは半分半分をくっつけて1個のボールにします。この時のボールはツルツルです。これを軽石の中に入れて回転させ表面をギザギザにします。新しいボールを使うと、上の写真のようにラバーに粉が付着します。

だからラバーやボールがツルツルになったら交換です。

ラバーの表面の汚れを水や専用のスプレーで拭くと切れが戻ります。

ラケットやボールは引っかけて打ってくださいね!って作ってます。

ナックル系以外は殆ど回転をかけて打ちます。卓球は回転です。

ドライブはもとより、スマッシュもツッツキもサーブも、みんな回転をかけます。返ってくるボールに自分の回転が残っているので打ちにくいときもあります。ダブルスでサーブに回転をかけると返ってきたボールに回転が残っているので、パートナーが打ちにくく失敗する恐れもあります。

でも、回転のかかったボールは相手は取りにくいです。

怖がって逃げてナックルばかり打ってると上手くなりませんよ。

僕は殆どボールに回転をかけます。弟子らにも回転の卓球を教えます。だから弟子らは喜んでボールを曲げたりして卓球を楽しんでいます。

中学生の大会を見てると回転のかかっていないボールばかりで、バチバチ打ち合ってばかりです。回転を覚えると卓球が楽しくなるし、レベルや技術がぐんと上がります。

カットマンと試合をして、ループドライブを打てる子は殆どいません。逆に言うと、カットマンを作ると勝てます。カットマンのいる学校はドライブ技術が上がります。

カットマンも攻撃選手も足はこのように開きます。

台との距離、いつも同じ位置に立てるように練習します。

僕はこの球をバック側に素早く回り込んで、相手バックへ高速ドライブをお見舞いしてやります。返ってきたらフォアのサイドを切るようにゆっくり目のドライブを曲げて打ちます。(^_^)v 相手の後輩のボールは切れてます。

ラケットはこうして持ってます。

投げ上げサーブはこう持ちます。

窮屈にならないように、出しやすいように持ちます。

弟子らには「卓球は回転と曲がりだ」っていつも言います。

せっかくボールとラバーが引っかかるように作ってくれてるんですから、回転がかかるようにつくってくれてるんですから、作ってくれてる人の気持ちに応えられるよう、明日からしっかりボールに回転をかけてくださいね。(^_^)