小学生時代からスポ少などで卓球を始めた子もいますが、殆どは中学生になってから卓球部に入ります。小生の時代はほぼ全員がそうでした。感覚の良い子はすぐ頭角を現します。小生レベルでは1年間、球拾いに終始します。でも、卓球を覚えてくるとそういう子を追い越すようになります。中学校2年になってから急激に強くなりました。
この子は中学に入っても10歳くらいの子と同じくらいの身長でした。小学生からスポ少でしたが、途中で止めて小生の練習場に来ました。クロス打ちをさせても毎回目をつぶります。でも、卓球を覚えてきてからは上手になりました。中学時代は優勝1回、準優勝2回、第3位1回の計4枚賞状を頂きました。素晴らしいフォームです。体が開かずしっかり相手を見て、左手でバランスを取り、足の開きも向きも100点です。格上相手でも引けを取りません。中高一貫校で中学に卓球部が無かったので、学校で練習が出来なく中体連の大会には出られませんでした。大人になって、また小生の練習場に来ればいいのになぁ。思い出して練習すれば、すぐに戻ります。
運動神経も良くなく運動量は外の子より劣りますが、このサーブを出す格好を見てください。まるで全日本選手のようです。今の中学校男子でもこういう格好でサーブを出せる子はいません。運動神経の良い弟子のチサトでさえ無理です。
出来るだけ早くスポ少に入るべきです。小生のような練習場があればそちらでも構いませんが、出来るだけ早く卓球を始めるべきです。なんちゃって練習場では逆にヘタになります。
小生の練習場は満員御礼です。もう誰一人、弟子には取りません。だいたい練習台がありません。また手が回りません。チサトレベルになれば一般と打っても大丈夫なので手がかかりません。どんどん勝手に強くなって行くばかりです。
卓球が上手くなりたいって思った瞬間から強くなります。だから早く卓球を始めさせて卓球王国を見せて、球を打たせて早く褒めることです。褒めて褒めて褒め殺します。今の弟子には小学2年生の男の子がいますが、褒めるたびに嬉し過ぎて顔に出ます。昨日はいつもの8時半ではなく、ドライブが上手く入り過ぎて9時まで頑張りました。こうして育ちます。勉強も同じです。褒め殺し。
強くなるまでは褒め殺しです。失敗しても「振りが良くなった」とか「ボールにいい回転がかかってきたなぁ」って、失敗した事には触れません。良くなってきたことだけを弟子の頭の中に叩き込みます。有頂天にさせます。終了の掃除やモップ掛け、お片付けもしっかりやってくれます。チサト達が手本を見せてくれるので真似します。スポ少ならもっと、そう言う事を学べます。
早くスポ少に行って友達を作ることです!。早くラケットを振ることです!新1年生!

