「お金がない」と常々言っている人は、常にお金がない。
「忙しい」と常々言っている人は、常に時間がない。
でも、よくよく見てみると、お金がないと言いながら、ロクでもないことにお金を使っていたりする。
忙しいと言いながら、どうでもいいことに時間を使っていたりもする。
自分自身を省みてもそうだ。
思考のクセが言葉に表れ、言葉の使い方で人生が創られる。
この重大性に気づいたとき、その人の人生が変わり始める。
人間には様々な思い込みがある。
体が弱いと思えば体が弱くなり、心が惰弱だと思えば心もそうなる。
そして、普段使っている言葉にまったく注意を払わないために、その思い込みがますます強くなっていく。
物事には順番がある。
心を変えようとするのではなく、まず、言葉から変えていく。
その言葉からその人に魅力が宿っていく。
Aさん「お客は来ないし、不景気でヒマで嫌になっちゃうよ。」
Bさん「時間があればこそ、お客さんに喜んでもらえるように掃除しよう。チラシを配ろう。」
さて、どちらが魅力的だろうか?
そして、どちらから買いたいと思うだろうか?
言葉には魔力がある。
魅力には引力が宿る。